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「今年できて良かった」西岡良仁が新王者アルカラスとの対戦で今季終了。ランキングは「30位台まで上げた」<SMASH>

スマッシュ編集部

2022.11.04

アルカラスとの対戦で今季終了した西岡。ツアー2勝目を挙げ、ランキングはキャリアハイを更新するなど、飛躍の1年だった。(C)Getty Images

 男子テニスの西岡良仁が、11月3日に自身のツイッター(@yoshihitotennis)を更新し、今季終了の報告と感謝のメッセージを綴った。

 現在開催中の「ロレックス・パリ・マスターズ」(フランス・パリ/インドアハードコート/ATP1000)に出場した西岡。1回戦は世界ランク58位のアスラン・カラチェフ(ロシア)を6-3、6-4で下し、2回戦は初対戦となる同1位のカルロス・アルカラス(スペイン)に4-6、4-6で敗れ、今季が終了となった。

 西岡は「今年最後の試合は世界一の選手に敗退して終わりました。初対戦でしたが今年対戦できて良かったです」と、19歳にして世界王者となったアルカラスとの激戦に満足しているようだ。
 
 今季は2月に行なわれた「メキシコ・オープン」でベスト8入りを果たし、8月の「シティ・オープン」が準優勝、そして9月の「韓国オープン」ではツアー2勝目を飾った西岡。1月31日に123位だったランキングも10月24日にキャリアハイとなる37位をマークし(※最新ランキングは38位)、「100位以下に落ちてからスタートした1年でしたが30位台までランキングを上げて今年は終わります」と、自身にとっても飛躍の年だったことがうかがえる。

 ツイッターの最後には「沢山応援ありがとうございました!」と感謝のメッセージを綴り、「オフシーズンは試合以外の活動をチェックしておいてください!」と添えた。

 この投稿を見たファンからは「ランキングが上がっていくの様子をみて、ワクワクしながら応援していました」「世界一位とも戦えると証明された内容でした」「30位台はホントにスゴいと思います」「来シーズンもエキサイティングな感動あふれるプレーに期待してます」など、たくさんのコメントが寄せられている。

 オフは心身ともにリフレッシュし、来年のさらなる活躍に期待したい。また、オフの期間に発信されるであろう「試合以外の活動」にも注目だ。

構成●スマッシュ編集部

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