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フェデラー氏が銀座のクリスマスツリー点灯式に登場!「ようやく日本に戻ってくることができて大変うれしく思う」<SMASH>

前道右京(スマッシュ編集部)

2022.11.17

3年ぶりの来日となったフェデラー氏。写真:スマッシュ編集部

 今年9月に現役を引退したロジャー・フェデラー氏(41)が、11月17日にUNIQLO TOKYO(東京・銀座)で行なわれた「ユニクロ ホリデーギフト クリスマスツリー点灯式」セレモニーに登場。トークセッションや、フェデラー氏がセレクトした「オリジナルギフト」のプレゼント企画の発表もあり、充実としたイベントとなった。

 点灯セレモニー後に行なわれたトークセッションでは、「ずいぶん日本はご無沙汰していたけど、ようやく東京に戻ってくることができて大変うれしく思う」とフェデラー氏。

 今年9月の引退について、「もちろん感傷的になる面もあったけど、とても幸せな形で引退できた」と振り返り、「ちょうどクリスマスムードが広がっていく中でこのような場に参加できて非常にうれしく思う」と現在の心境を語った。
 
 さらに、3年ぶりの来日に関しては、「私と妻、子どもの6人で京都に旅行したのが最後だった。『京都、東京、楽しかったね』と家族で写真を眺めてよく語っていた」とコメント。

「今回は、子どもたちが来れなかったと残念がっているので、来年はぜひ家族で来たいと思っている。日本は私たち家族の中で、とてもお気に入りの国なんだ。どこに行こうかという時に、いつも『日本に行きたいね』という話が出てくる」と日本愛を語った。
 
 それから、来月はクリスマスシーズンということで、「ツリーの横で歌ったり、教会に行ったり、こういったことをするのが、私にとって素晴らしい思い出になっている」と話すと、「常に家族が一緒、そんなシーズンだなという思いがある」と言及。

「自分が親になってみると、ここ数年間(現役時代)は、ちょっといつもと違う過ごし方だった。ドバイにいて、全豪オープンに備えている時などクリスマスのことをよく思い起こす」という。

 また、フェデラー氏から日本のファンへ、サイン入りギフトが当たる企画も発表し「ギフトをあげるということ自体が、非常に温かい気持ちになります。特に歳を重ねると、(ギフトを)もらうよりも、あげる方がうれしい気持ちになります」と笑顔で話した。

 そして、11月19日には、フェデラー氏が参加するイベント「UNIQLO Life Wear Day Tokyo 2022 with Roger Federer」が有明コロシアム(東京・有明)で開催される。フェデラー氏の東京での3年ぶりのプレーが待ち遠しい。

取材・文●前道右京(スマッシュ編集部)

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