先月下旬の「レーバー・カップ」(イギリス・ロンドン/ハードコート/男子団体戦)で現役最後の大会を終えた元世界王者のロジャー・フェデラー(スイス)がATP(男子プロテニス協会)のインタビューに登場。いまだ各方面で自身の引退を惜しむ声が絶えないことに対する率直な心境を口にした。
世界中のファンの感動を呼んだ“涙のラストダンス”からおよそ2週間。衝撃の引退発表から現在に至るまで、テニス界の英雄は予想以上に各種メディアで報道が大きくなったことに自身でも驚きを隠せない様子だ。
そのインタビューの中でフェデラーは「報道のほとんどがテニスプレーヤーとしての功績に関する内容になると思っていた」ため、予想以上に自身が残した「レガシー」や「人間性」について取り上げられていることを喜ばしく思っていると言う。
「正直言って圧倒されたよ。(ニュースを読んだ時に)僕についてどれだけ多くの素晴らしいことが書かれていたか。その多くは僕の人格や人としての僕に関するものだった。テニスプレーヤーとしての自分について、あるいは自分のフォアハンドに関することとか、そういうのはあまり多くはなかった」
「多くの人が自分のパーソナリティに目を向けて応援してくれたことは、僕にとって素晴らしい驚きだった。そしてそれは少々予想外のことでもあった。僕はてっきり、テニスでの功績や業績、試合での存在意義などについて語られるものだと思っていた。でも、実際に報じられたのはそれ以上の内容だった」
以前には「誰にも言わないようにするのが大変だった」として引退を公にするタイミングをうかがっていたと明かしたフェデラー。結果的に苦渋の決断を強いられたものの、「長い間、おなかの中でグルグルしていたような感じもあったから、(今は)ようやく引退のニュースが発表されたことにうれしく思っているよ」と朗らかな表情を見せながら話した。
なおフェデラーは自身のSNSで引退を公表した際に「テニスはまだプレーし続ける」と宣言。エキジビジョンマッチ等でプレーをすることには意欲を示している。
文●中村光佑
【ユニクロ・チャリティーテニスPHOTO】フェデラーが13年ぶりに有明でプレー!豪華ゲストも登場!
世界中のファンの感動を呼んだ“涙のラストダンス”からおよそ2週間。衝撃の引退発表から現在に至るまで、テニス界の英雄は予想以上に各種メディアで報道が大きくなったことに自身でも驚きを隠せない様子だ。
そのインタビューの中でフェデラーは「報道のほとんどがテニスプレーヤーとしての功績に関する内容になると思っていた」ため、予想以上に自身が残した「レガシー」や「人間性」について取り上げられていることを喜ばしく思っていると言う。
「正直言って圧倒されたよ。(ニュースを読んだ時に)僕についてどれだけ多くの素晴らしいことが書かれていたか。その多くは僕の人格や人としての僕に関するものだった。テニスプレーヤーとしての自分について、あるいは自分のフォアハンドに関することとか、そういうのはあまり多くはなかった」
「多くの人が自分のパーソナリティに目を向けて応援してくれたことは、僕にとって素晴らしい驚きだった。そしてそれは少々予想外のことでもあった。僕はてっきり、テニスでの功績や業績、試合での存在意義などについて語られるものだと思っていた。でも、実際に報じられたのはそれ以上の内容だった」
以前には「誰にも言わないようにするのが大変だった」として引退を公にするタイミングをうかがっていたと明かしたフェデラー。結果的に苦渋の決断を強いられたものの、「長い間、おなかの中でグルグルしていたような感じもあったから、(今は)ようやく引退のニュースが発表されたことにうれしく思っているよ」と朗らかな表情を見せながら話した。
なおフェデラーは自身のSNSで引退を公表した際に「テニスはまだプレーし続ける」と宣言。エキジビジョンマッチ等でプレーをすることには意欲を示している。
文●中村光佑
【ユニクロ・チャリティーテニスPHOTO】フェデラーが13年ぶりに有明でプレー!豪華ゲストも登場!