男子テニス元世界王者のアンディ・マリー(イギリス/現世界ランク50位)が、母国のカルチャー雑誌『Hello Magazine』のインタビューに登場。日々自身を支えてくれている妻への感謝の気持ちや来シーズンの展望を語った。
人工関節挿入の大手術を経て、臀部のケガから見事な復活を遂げたマリー。今季は1月の「シドニー・テニス・クラシック」(オーストラリア・シドニー/ハードコート/ATP250)、6月の「ボス・オープン」(ドイツ・シュツットガルト/芝/ATP250)の2大会で準優勝を収めるなど安定した成績を残し、6月13日に更新された世界ランキングでは約4年ぶりとなるトップ50復帰を果たした。
そんな彼は、2015年に結婚した同郷で同い年のアーティスト、キム・シアーズさんの温かいサポートのおかげで「テニスに集中することができている」と語る。
「自分の優先順位は今でもテニスだ。試合に勝つために努力している」と前置きしつつも、「大きな情熱を抱きながら長らくこのスポーツを楽しむことができているのは、すべて妻のキム・シアーズのおかげだ」とかけがえのない人生のパートナーへ向けた感謝の言葉を口にした。
今シーズンのマリーは、1月からほぼ休みなくツアー大会に出場したが、唯一クレーシーズンは臀部への負担を懸念し、6月の全仏オープンを含めて全大会をスキップした。
だが、今回のインタビューでは「来シーズンは(年初に)オーストラリアで試合をした後、ハードコートでいくつかの大会に出場し、可能であればクレーコートの大会でもプレーしたいと思っている。そして(母国開催の)ウインブルドンに向け、良い準備をしたいと思っている」とし、こう続けた。
「来年はもっと勝ちたい。もし進歩が見られ続けるなら、プレーをし続けたいと思う。今シーズンの自分の進歩には満足しているけど、改善すべき点がいくつかあるのは確かだ。12月は厳しいトレーニングを行なう予定だし、来季はかなり忙しいスケジュールを組んでいる」
ここ最近は自身の年齢を踏まえ、海外メディアのインタビューでも現役引退に言及する機会が増えているマリー。それでもできる限りはコート上で戦い続けたいのだろう。まずは新シーズン開幕から100%の状態でプレーできるよう、無理することなく調整を進めてもらいたいものだ。
文●中村光佑
【PHOTO】「その判定、ちょっと待った!」試合で見かけるマリーはじめトップ選手と審判の熱いやりとり
人工関節挿入の大手術を経て、臀部のケガから見事な復活を遂げたマリー。今季は1月の「シドニー・テニス・クラシック」(オーストラリア・シドニー/ハードコート/ATP250)、6月の「ボス・オープン」(ドイツ・シュツットガルト/芝/ATP250)の2大会で準優勝を収めるなど安定した成績を残し、6月13日に更新された世界ランキングでは約4年ぶりとなるトップ50復帰を果たした。
そんな彼は、2015年に結婚した同郷で同い年のアーティスト、キム・シアーズさんの温かいサポートのおかげで「テニスに集中することができている」と語る。
「自分の優先順位は今でもテニスだ。試合に勝つために努力している」と前置きしつつも、「大きな情熱を抱きながら長らくこのスポーツを楽しむことができているのは、すべて妻のキム・シアーズのおかげだ」とかけがえのない人生のパートナーへ向けた感謝の言葉を口にした。
今シーズンのマリーは、1月からほぼ休みなくツアー大会に出場したが、唯一クレーシーズンは臀部への負担を懸念し、6月の全仏オープンを含めて全大会をスキップした。
だが、今回のインタビューでは「来シーズンは(年初に)オーストラリアで試合をした後、ハードコートでいくつかの大会に出場し、可能であればクレーコートの大会でもプレーしたいと思っている。そして(母国開催の)ウインブルドンに向け、良い準備をしたいと思っている」とし、こう続けた。
「来年はもっと勝ちたい。もし進歩が見られ続けるなら、プレーをし続けたいと思う。今シーズンの自分の進歩には満足しているけど、改善すべき点がいくつかあるのは確かだ。12月は厳しいトレーニングを行なう予定だし、来季はかなり忙しいスケジュールを組んでいる」
ここ最近は自身の年齢を踏まえ、海外メディアのインタビューでも現役引退に言及する機会が増えているマリー。それでもできる限りはコート上で戦い続けたいのだろう。まずは新シーズン開幕から100%の状態でプレーできるよう、無理することなく調整を進めてもらいたいものだ。
文●中村光佑
【PHOTO】「その判定、ちょっと待った!」試合で見かけるマリーはじめトップ選手と審判の熱いやりとり