女子テニス元世界１位の大坂なおみが、現在開催中のサッカー「カタール・ワールドカップ」（11月20日～12月18日）の日本代表サポーターのとった行動を称賛している。

　現地11月23日に実施された日本対ドイツ。日本は同大会で過去４度優勝している強豪ドイツに先制を許す苦しい展開となったが、後半は積極的な選手交代により劇的な変貌を遂げ２ゴールで逆転に成功。そのまま逃げ切り、歴史的な１勝を挙げた。

　大坂が注目したのはその試合後、今や恒例ともなった日本代表サポーターによるスタンドの清掃活動を伝える、海外サッカーファンによる１本のツイートだった。

「日本は相手を打ち負かし、現場に形跡を残さずきれいにしていく」と記されたツイート。日本代表の勝ち方も素晴らしいものだったが、そのサポーターの去り方も素晴らしいものだったと称えるツイートを目にした大坂はすぐさまリツイート。

　また、自身のインスタグラム（＠naomiosaka）のストーリーズには、日本代表サポーターがゴミ袋を積み上げて清掃する様子も投稿して称賛した。
  　訪れた場所への敬意からスタンドにゴミを絶対に放置しない日本代表サポーター。こうした行為に対しては海外のメディアも注目。

　カナダのニュースメディア『CTVNEWS』も「日本のワールドカップ・ファンは水曜日、チームがドイツを破ったことで大いに盛り上がったが、多くのファンがスタジアムの清掃を手伝うためにパーティーを一時中断した」というコメントとともにその写真を紹介した。

　2021年には、アメリカ女子サッカーリーグに所属する「ノースカロライナ・カレッジ」の共同オーナーになっている大坂なおみ。本業のテニスはもちろんだが、サッカーに関してもしっかりとフォローしているようだ。

構成●スマッシュ編集部

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