板状の短いラケットを使って中空で穴があいたプラスチックボールを打ち合うアメリカ生まれの新競技「ピックルボール」。2021年にはプロリーグも設立され、当初は8チームで構成されていたが、22年には12チームに拡大。さらに23年からは24チームとその数を倍増させることが決まっている。
そうした新チームの一つでマイアミを本拠地とするクラブチームに対して、グランドスラム4勝を誇る大坂なおみ(世界ランキング42位)と、今年のウインブルドン準優勝者ニック・キリオス(オーストラリア/22位)が投資を行なうことを、SNSを通じて発表した。
昨年1月、米女子サッカーリーグ所属の「ノースカロライナ・カレッジ」に出資して共同オーナーとなるなどテニス以外の活動にも力を入れている大坂。今年6月にはプロバスケットボールの名手レブロン・ジェームスと共同でメディア会社を設立して世界的な話題を集めていた。
そんな大坂が次に目を付けたのが、老若男女を問わず手軽に汗をかけ、しかもゲーム性も高いピックルボールだった。大坂が12月22日公開した自身のインスタグラム(@naomiosaka)には、「別のスポーツに参加するのはとてもクール」とのコメントともに、ピックルボールのコートを背景にキリオスとの2ショットを公開した。
テニス界では大坂やキリオスの他にも、元女王のクリス・エバートとリンゼイ・ダベンポート(ともにアメリカ)がシカゴのチームへ、男子のジョン・イズナー(アメリカ)はダラスのチームに投資している。
また最近はプレー人口の拡大に伴い既存のテニスコートをピックルボール用に改修する動きも米国内では多くみられる。まさに米スポーツ界は「ピックルボール・バブル」の様相を呈してきたようだ。
ただ、こうしたテニス選手の投資に不満を抱く者もいる。オーストラリアの元ダブルス世界女王のレネ・スタッブスもその一人で「テニス選手には、ピックルボールに投資するのではなく、資金難で閉鎖に追い込まれそうなテニスアカデミーなど、そういうものに投資してほしい」と訴える。
米国内ではすでに競技人口が500万人を超えたとも言われ、一部では2028年ロサンゼルス五輪の正式種目に押す声も聞こえるピックルボール。大坂なおみなど他分野からの強力なサポートを受けながら、2023年はさらに大きく成長しそうな気配だ。
構成●スマッシュ編集部
【画像】なかなか見られない大坂なおみやキリオスらトッププロの練習の様子
そうした新チームの一つでマイアミを本拠地とするクラブチームに対して、グランドスラム4勝を誇る大坂なおみ(世界ランキング42位)と、今年のウインブルドン準優勝者ニック・キリオス(オーストラリア/22位)が投資を行なうことを、SNSを通じて発表した。
昨年1月、米女子サッカーリーグ所属の「ノースカロライナ・カレッジ」に出資して共同オーナーとなるなどテニス以外の活動にも力を入れている大坂。今年6月にはプロバスケットボールの名手レブロン・ジェームスと共同でメディア会社を設立して世界的な話題を集めていた。
そんな大坂が次に目を付けたのが、老若男女を問わず手軽に汗をかけ、しかもゲーム性も高いピックルボールだった。大坂が12月22日公開した自身のインスタグラム(@naomiosaka)には、「別のスポーツに参加するのはとてもクール」とのコメントともに、ピックルボールのコートを背景にキリオスとの2ショットを公開した。
テニス界では大坂やキリオスの他にも、元女王のクリス・エバートとリンゼイ・ダベンポート(ともにアメリカ)がシカゴのチームへ、男子のジョン・イズナー(アメリカ)はダラスのチームに投資している。
また最近はプレー人口の拡大に伴い既存のテニスコートをピックルボール用に改修する動きも米国内では多くみられる。まさに米スポーツ界は「ピックルボール・バブル」の様相を呈してきたようだ。
ただ、こうしたテニス選手の投資に不満を抱く者もいる。オーストラリアの元ダブルス世界女王のレネ・スタッブスもその一人で「テニス選手には、ピックルボールに投資するのではなく、資金難で閉鎖に追い込まれそうなテニスアカデミーなど、そういうものに投資してほしい」と訴える。
米国内ではすでに競技人口が500万人を超えたとも言われ、一部では2028年ロサンゼルス五輪の正式種目に押す声も聞こえるピックルボール。大坂なおみなど他分野からの強力なサポートを受けながら、2023年はさらに大きく成長しそうな気配だ。
構成●スマッシュ編集部
【画像】なかなか見られない大坂なおみやキリオスらトッププロの練習の様子