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【テニスストリング基礎知識】「1本張り」と「2本張り」を使い分けるメリットはあるのか<SMASH>

スマッシュ編集部

2022.12.31

縦糸と横糸を切り分けずに張り上げる「1本張り」(写真左/結び目が1個)と、縦と横を切り離して張る「2本張り」(右/結び目が2個ある)ではどんな違いがあるのか。写真提供:テニスサポートセンター

縦糸と横糸を切り分けずに張り上げる「1本張り」(写真左/結び目が1個)と、縦と横を切り離して張る「2本張り」(右/結び目が2個ある)ではどんな違いがあるのか。写真提供:テニスサポートセンター

 テニスボールはラケットを使って打ちます。けれどもボールと直接触れるのは、ラケットフレームに張られている「ストリング(糸)」です。そのため自分のラケットに張られているストリングのことを知ることは、プレーの出来を左右するとても大切なことなのです。

 知っているようで、あまり知られていないストリングのこと。そこでストリングに関する素朴な疑問をプロのストリンガー(ストリングを張る人)に訊いてみました。

 今回のテーマは「ストリングの張り方」です。メイン(縦糸)とクロス(横糸)を切り分けせずに張り上げる「1本張り」と、メインとクロスを別々に張り上げる「2本張り」について。果たしてどんな違いがあるのでしょうか…。

   ◆   ◆   ◆
 
 1本張りは、張り方のバリエーションが豊富です。「アラウンドワールド」や「ボトムアップ」と呼ばれる張り方があり、ラケットごとに綺麗な形で張り上げられるので、技術のあるストリンガーに張ってもらうことで、ラケットの持ち味を引き出すことができます。
 
 それに対して2本張りは、1本張りに比べ、張り方の手順が決まっていることから仕上がりが安定しやすいです。特に試合遠征が多い方は決まったストリンガーに張ってもらえない場合が多いので、仕上がりに差が出にくい2本張りがお勧めです。

 また2本張りは、1本張りよりもスイートエリアが広く、やわらかなフィーリングに仕上がるので、ボールが固く感じやすい冬季には最適な張り方と言えるでしょう。

 簡単にまとめると「ラケットの特徴を引き出す張り方をしたい場合は1本張り」、「仕上がりの安定や感触の柔らかさを求めたい場合は2本張り」がお勧めです。
 
解説●野口大貴(テニスサポートセンター) 
取材協力●テニスサポートセンター

構成●スマッシュ編集部
※2022年3月号より抜粋・再編集

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