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【全豪オープン】西岡良仁が3年ぶり2度目の3回戦進出!ダニエル太郎、綿貫陽介は敗退<SMASH>

スマッシュ編集部

2023.01.19

終始安定したプレーで快勝した西岡。3回戦でのプレーにも期待したい。(C)Getty Images

 テニスの四大大会「全豪オープン」(1月16日~29日/オーストラリア・メルボルン/ハードコート/グランドスラム)は、現地18日に大会3日目を迎え、男子シングルス2回戦を実施。1回戦を勝ちあがった日本人選手3人が2回戦に登場した。

 第31シードの西岡良仁(世界ランク33位)は、ダリボル・スブルチナ(チェコ/216位)と対戦。試合は出だしから3ゲームを連取するなど、相手に隙を与えなかった西岡が、6-3で第1セットを先取する。

 第2セット、第1ゲームでブレークに成功した西岡に対し、スブルチナも果敢にネットでポイントを取りにいく。第6ゲームでサービスゲームを落とした西岡だが、すぐに切り替え、第9ゲームで再びブレーク。このセットを6―4でものにする。

 さらに第3セットでは、3度のブレークに成功。最後はサービスエースがワイドに決まり、3年ぶり2度目の3回戦進出を決めた。次戦は、昨年覇者のラファエル・ナダル(スペイン/2位)に勝利したマッケンジー・マクドナルド(アメリカ/65位)との対戦となる。

 続いて、2年連続の3回戦進出を目指すダニエル太郎(94位)は、第20シードのデニス・シャポバロフ(カナダ/22位)と対戦。第1セット、第6ゲームで3度のブレークポイントを掴むが、これを活かすことができず。第7、9ゲームでブレークを許し、3-6で落としてしまう。

 互いに2度のブレークをした第2セットは、タイブレークにもつれ込むが、ここも重要な場面で集中力を切らさないシャポバロフがポイントを重ねて2セットを連取。第3セットも互いに譲らずの展開となったが、第11ゲームでブレークに成功したシャポバロフが3回戦進出を決めた。
 最後に登場したのは、今大会でグランドスラム初勝利を挙げた綿貫陽介(138位)。2回戦は、第29シードのセバスチャン・コルダ(アメリカ/31位)と対戦となった。第1セット、綿貫がストロークの強打、ドロップショットなど多彩なプレーで勝負していく。第1ゲームでブレークに成功し、先行する流れとなったが、その後、コルダの強力なサービスとストロークに押され2-6で落としてしまう。

 第2セットは互いにサービスキープが続いたが、第12ゲームをコルダにブレークされ、2セットダウンとなる。第3セットに入り、第1ゲームで8度のブレークポイントがあった綿貫だが、このチャンスを生かすことができず。第10ゲームでブレークを許し、綿貫は2回戦敗退となった。

[1月18日/日本人選手結果]
■男子シングルス2回戦
西岡良仁[31]〇 6-3、6-4、6-2 ●D・スブルチナ(チェコ)[Q]
ダニエル太郎● 3-6、6-7(3)、5-7 ○D・シャポバロフ(カナダ)[20]
綿貫陽介[Q]● 2-6、5-7、4-6 ○S・コルダ(アメリカ)[29]

※[]内数字はシード、Q=予選勝ち上がり、LL=ラッキールーザー、WC=主催者推薦

構成●スマッシュ編集部

【PHOTO】西岡良仁ら世界に挑む日本選手たち。全米オープンより