現在開催中のテニス四大大会「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン)で、西岡良仁(世界ランキング33位)の快進撃が止まった。現地1月22日に行なわれた男子シングルス4回戦でカレン・ハチャノフ(ロシア/20位)に0-6、0-6、6-7(4)のストレートで敗れ、残念ながらベスト8入りはならなかった。
そんな西岡の次なる戦いは、2月4日・5日に日本で行なわれる男子国別対抗戦「デビスカップ ワールドグループⅠプレーオフ 日本vsポーランド」が予定されている。全豪で手にした経験値を携え、添田豪新監督が率いる日本チームのエースとして臨む西岡。果たしてどんな戦いを見せてくれるのか。
全豪での戦いを終えた西岡に今大会を振り返ってもらうとともに、デビスカップに向けての意気込みを語ってもらった。
―――◆―――◆―――
Q:試合(ハチャノフとの4回戦)を振り返ってみて、入り方はいかがでしたか?
「自分なりにはいつものツアーの形で入っていましたが、もう少し緊張感があったほうが良かったと思います。ただ、この舞台に立ったのが初めてですし、今回がどれだけ正しいかは今後自分がこういう舞台に上がっていくことで検証できます」
「今回はうまくいかなかったけど、ツアー中でリラックスしているほうが良い部分もあるので、そこはうまい駆け引きや、その日の流れがテニスにはあるので、今後学んでいくところです」
「入り方としては悪くなかったです。ただ、ハチャノフの方が僕に対して嫌なところを攻めてきたし、ミスが少なかった。けっこう、中コートと外コートだとサーフェスが大きく違って、中コートの方がかなり(球足が)遅くて、外コートの方が速くなる。もう少し球足が速くなると、僕の方が差していけるボールを打てたけど、けっこう遅かったのでどうしても緩いループ状にバックへ打たれたボールに合わせることができなかった。そこが、やられたと思う部分の一つです」
Q:0-6、0-6で(セットを)落とすことはあまりないと思いますが、どんな心境で戦っていましたか?
「もう少し彼がミスをしてくれると思った。イージーミスが結構あるなかで、ビッグショットを持っている選手だったので、もっとミスをしてくれて駆け引きになるかと思っていた」
「それに、彼がリターンをミスしなかった。ボールの球足が遅いので、彼にとって時間ができる。それが、彼にとってプラスに働いた部分。ボールが返ってくることが多くてラリーになった中で、彼がうまく逃げるボールを多用してきたのに対して、僕が差しきれなかった。あそこがもう一つの厄介なポイントでしたし、彼が良いサービスを打っていた。ああいう流れになったらどうしようもないと思います」
「僕がビッグショットを持っているわけではないので、サービスが入れば何とかなるわけでもない。ああいう流れは今後も稀で多分ないと思います。第3セットのプレーが本来のテニスだと思うし、逆にあの流れからよくあの流れに持っていったと思います」
そんな西岡の次なる戦いは、2月4日・5日に日本で行なわれる男子国別対抗戦「デビスカップ ワールドグループⅠプレーオフ 日本vsポーランド」が予定されている。全豪で手にした経験値を携え、添田豪新監督が率いる日本チームのエースとして臨む西岡。果たしてどんな戦いを見せてくれるのか。
全豪での戦いを終えた西岡に今大会を振り返ってもらうとともに、デビスカップに向けての意気込みを語ってもらった。
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Q:試合(ハチャノフとの4回戦)を振り返ってみて、入り方はいかがでしたか?
「自分なりにはいつものツアーの形で入っていましたが、もう少し緊張感があったほうが良かったと思います。ただ、この舞台に立ったのが初めてですし、今回がどれだけ正しいかは今後自分がこういう舞台に上がっていくことで検証できます」
「今回はうまくいかなかったけど、ツアー中でリラックスしているほうが良い部分もあるので、そこはうまい駆け引きや、その日の流れがテニスにはあるので、今後学んでいくところです」
「入り方としては悪くなかったです。ただ、ハチャノフの方が僕に対して嫌なところを攻めてきたし、ミスが少なかった。けっこう、中コートと外コートだとサーフェスが大きく違って、中コートの方がかなり(球足が)遅くて、外コートの方が速くなる。もう少し球足が速くなると、僕の方が差していけるボールを打てたけど、けっこう遅かったのでどうしても緩いループ状にバックへ打たれたボールに合わせることができなかった。そこが、やられたと思う部分の一つです」
Q:0-6、0-6で(セットを)落とすことはあまりないと思いますが、どんな心境で戦っていましたか?
「もう少し彼がミスをしてくれると思った。イージーミスが結構あるなかで、ビッグショットを持っている選手だったので、もっとミスをしてくれて駆け引きになるかと思っていた」
「それに、彼がリターンをミスしなかった。ボールの球足が遅いので、彼にとって時間ができる。それが、彼にとってプラスに働いた部分。ボールが返ってくることが多くてラリーになった中で、彼がうまく逃げるボールを多用してきたのに対して、僕が差しきれなかった。あそこがもう一つの厄介なポイントでしたし、彼が良いサービスを打っていた。ああいう流れになったらどうしようもないと思います」
「僕がビッグショットを持っているわけではないので、サービスが入れば何とかなるわけでもない。ああいう流れは今後も稀で多分ないと思います。第3セットのプレーが本来のテニスだと思うし、逆にあの流れからよくあの流れに持っていったと思います」
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