現地3月18日、女子テニスのバルボラ・クレイチコワ(チェコ)が、現在開催されている「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ/WTA1000)の記者会見に登場。咽頭ガンと乳ガンを患っている元世界ランク1位のマルチナ・ナブラチロワ氏(チェコ/66歳)について言及した。
四大大会のシングルスで通算18勝を誇るナブラチロワ氏。今年1月には、WTA(女子テニス協会)の公式サイトを通じてガンを公表し、「この二重苦は深刻なものだけど、まだ治すことはできる。私は良い結果を望んでいる。全力を尽くして戦う」と前向きな言葉を残していた。
今回、同国の先輩にエールを送ったクレイチコワは、カテリナ・シニアコワ(チェコ)とペアを組み「BNPパリバ・オープン」に出場。第1シードで臨んだ決勝戦で、ベアトリス・ハダッマイア(ブラジル)/ラウラ・シグムント(ドイツ)を6-1、6-7(3)、10―7で破り、全豪オープン優勝に続く今年2度目のダブルスタイトルを獲得した。
試合後の会見では、ナブラチロワ氏から受けた影響について語ったクレイチコワ。「私がジュニアの頃に、実際にナブラチロワ氏がプレーしていたのを見ていたので、どのような人物で、どのように成功していたかを知っています。だから、彼女に会って、実際に親しい関係が築けたことは、私にとって本当に大きなことです」と述べた。
また、憧れのナブラチロワ氏と出会えたことに感謝の意を表すと、「彼女のことは大好きだし、私のテニスの成長のために力を貸してくれています。私にとって彼女は、本当に大きな指針のような存在です」と付け加え、「明らかに(ナブラチロワ氏に)起こっている状況は、良いものではありません。彼女がまた健康になってくれることを祈っています」と早期回復を願った。
2010年にも乳がんと診断されたが、病を克服していたナブラチロワ氏。おそらく厳しい状況であると思うが、彼女の並大抵でない精神力で回復に期待したい。
構成●スマッシュ編集部
【PHOTO】ナブラチロワをはじめ、レジェンドプレーヤーたちの希少な分解写真
四大大会のシングルスで通算18勝を誇るナブラチロワ氏。今年1月には、WTA(女子テニス協会)の公式サイトを通じてガンを公表し、「この二重苦は深刻なものだけど、まだ治すことはできる。私は良い結果を望んでいる。全力を尽くして戦う」と前向きな言葉を残していた。
今回、同国の先輩にエールを送ったクレイチコワは、カテリナ・シニアコワ(チェコ)とペアを組み「BNPパリバ・オープン」に出場。第1シードで臨んだ決勝戦で、ベアトリス・ハダッマイア(ブラジル)/ラウラ・シグムント(ドイツ)を6-1、6-7(3)、10―7で破り、全豪オープン優勝に続く今年2度目のダブルスタイトルを獲得した。
試合後の会見では、ナブラチロワ氏から受けた影響について語ったクレイチコワ。「私がジュニアの頃に、実際にナブラチロワ氏がプレーしていたのを見ていたので、どのような人物で、どのように成功していたかを知っています。だから、彼女に会って、実際に親しい関係が築けたことは、私にとって本当に大きなことです」と述べた。
また、憧れのナブラチロワ氏と出会えたことに感謝の意を表すと、「彼女のことは大好きだし、私のテニスの成長のために力を貸してくれています。私にとって彼女は、本当に大きな指針のような存在です」と付け加え、「明らかに(ナブラチロワ氏に)起こっている状況は、良いものではありません。彼女がまた健康になってくれることを祈っています」と早期回復を願った。
2010年にも乳がんと診断されたが、病を克服していたナブラチロワ氏。おそらく厳しい状況であると思うが、彼女の並大抵でない精神力で回復に期待したい。
構成●スマッシュ編集部
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