元プロテニスプレーヤーで2020年春に引退した吉冨愛子さんが、５月22日に結婚したことを発表した。お相手は三好健太さん。２人は早稲田大学庭球部の出身で、三好さんは吉冨さんの２つ後輩にあたる。

　吉冨さんは1993年生まれの29歳。椙山女学園高校時代にインターハイで優勝、早大に進むとインカレも制し、2016年に卒業と同時にプロ転向した。身長158センチと小柄ながら、女子選手離れした高く跳ねるトップスピンと、俊敏なコートカバーを武器に国内外を転戦し、17年には全日本選手権でベスト８。ITFツアーのダブルスでは計８勝を挙げている。

　５月27日に吉冨さんは自身の公式ツイッターを更新し、以下のように結婚を報告した。
  「この度、以前よりお付き合いしていました三好健太さんと入籍致しました。素直にとても幸せです。既に共に暮らしており、天真爛漫な彼には沢山助けられております。お互いのやりたい事や思いを尊重し合い、笑顔が絶えない明るい家庭を築いていきたいと思っています」

　三好さんも大学時代は全日本学生選手権で準優勝した経歴を持つ元強豪選手で、現在は吉冨さんらと共に「ブレイクスルー」というレッスンやテニスサービスの会社を運営している。また吉冨さんはウガンダへのテニス支援ボランティア活動や、月刊スマッシュでの技術解説でも活躍中だ。

　テニスが縁で結ばれた２人。末永く幸せな家庭を築いていってほしい。

構成●スマッシュ編集部

【PHOTO】現役時代の吉冨愛子選手も！2019年全日本選手権の女子選手スナップ集