今年から創設されたITF(国際テニス連盟)ワールドツアー「W15柏 大東建託オープン supported by JWT50」が吉田記念テニス研修センター(千葉県柏市)で開催されている。ダブルス決勝が実施された6月10日には、ノーシードの宮本愛弓/リュー理沙マリーが第3シードの松田鈴子/虫賀愛央に7―6(8)、6-2で下し、優勝を果たした。
今大会は日本女子テニスのレジェンドである伊達公子さんや杉山愛さんらで構成する「Japan Women's Tennis Top50 Club」(JWT50)が、世界への登竜門として作ったITFツアー6大会のうちの1つだ。これらは全て、ITFツアーの中で最も低いグレードのW15(賞金総額15,000ドル)。世界のポイントを持たないジュニアや若手でも出場しやすく、国際舞台への最初の足掛かりにしてほしいという思いから6つの大会は作られた。
この日、松田/虫賀との決勝に臨んだ宮本/リュー。試合序盤から両ペア譲らずの展開でタイブレークにもつれ込むが、その序盤にリードされながらも巻き返し、宮本のポーチが決まって第1セットを先取する。勢いに乗った第2セットは、3度のブレークに成功し、優勝をつかんだ。宮本はITFツアー初優勝、リューは複で自身4勝目を飾った。
また、準決勝が行なわれたシングルスは、第1シードの伊藤あおいが第5シードの虫賀愛央と対戦。ホープ同士の顔合わせとなった中、伊藤が6-2、6-4で勝利し、ITFツアーのシングルス初タイトルへ王手をかけた。もう一方の準決勝では、予選から勝ち上がった吉岡希紗が、第3シードの小林ほの香に6-1、6-2で快勝し、初のITFツアー決勝進出を決めている。
6月10日の試合結果は以下の通り。
◆女子ダブルス決勝
宮本愛弓/リュー理沙マリー 7-6(8) 6-2 松田鈴子/虫賀愛央[3]
◆女子シングルス準決勝
伊藤あおい[1] 6-2 6-4 虫賀愛央[5]
吉岡希紗[Q] 6-2 6-1小林ほの香[3]
※名前の後の[ ]内の数字はシード順位
構成●スマッシュ編集部
【PHOTO】2022全日本選手権で奮闘する選手たち~伊藤あおいのプレーも
今大会は日本女子テニスのレジェンドである伊達公子さんや杉山愛さんらで構成する「Japan Women's Tennis Top50 Club」(JWT50)が、世界への登竜門として作ったITFツアー6大会のうちの1つだ。これらは全て、ITFツアーの中で最も低いグレードのW15(賞金総額15,000ドル)。世界のポイントを持たないジュニアや若手でも出場しやすく、国際舞台への最初の足掛かりにしてほしいという思いから6つの大会は作られた。
この日、松田/虫賀との決勝に臨んだ宮本/リュー。試合序盤から両ペア譲らずの展開でタイブレークにもつれ込むが、その序盤にリードされながらも巻き返し、宮本のポーチが決まって第1セットを先取する。勢いに乗った第2セットは、3度のブレークに成功し、優勝をつかんだ。宮本はITFツアー初優勝、リューは複で自身4勝目を飾った。
また、準決勝が行なわれたシングルスは、第1シードの伊藤あおいが第5シードの虫賀愛央と対戦。ホープ同士の顔合わせとなった中、伊藤が6-2、6-4で勝利し、ITFツアーのシングルス初タイトルへ王手をかけた。もう一方の準決勝では、予選から勝ち上がった吉岡希紗が、第3シードの小林ほの香に6-1、6-2で快勝し、初のITFツアー決勝進出を決めている。
6月10日の試合結果は以下の通り。
◆女子ダブルス決勝
宮本愛弓/リュー理沙マリー 7-6(8) 6-2 松田鈴子/虫賀愛央[3]
◆女子シングルス準決勝
伊藤あおい[1] 6-2 6-4 虫賀愛央[5]
吉岡希紗[Q] 6-2 6-1小林ほの香[3]
※名前の後の[ ]内の数字はシード順位
構成●スマッシュ編集部
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