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海外テニス

日本勢6人が挑むウインブルドン! 西岡良仁は「勝つチャンスは結構大きい」、日比野菜緒は「積極的にネットを取りたい」と抱負<SMASH>

スマッシュ編集部

2023.07.03

全仏OPで足を痛めた西岡だが、だいぶ良くなっているとのこと。「1年ぶりに芝でプレーしてみたら結構ちゃんとできました」と語る。プレー写真:(C)Getty Images

全仏OPで足を痛めた西岡だが、だいぶ良くなっているとのこと。「1年ぶりに芝でプレーしてみたら結構ちゃんとできました」と語る。プレー写真:(C)Getty Images

 今シーズン3つ目のテニス四大大会「ウインブルドン」(7月3日~16日/イギリス・ロンドン/芝コート)がいよいよ開幕する。日本からは西岡良仁、ダニエル太郎、綿貫陽介、島袋将、望月慎太郎、日比野菜緒の男女6選手がシングルスに出場。ベテラン、中堅、初出場の若手らが揃い、どんなプレーを見せてくれるか楽しみだ。

 連日現地から生中継するWOWOWでは、戦いを前にしたこの6選手にインタビューを行なった。彼らの意気込みをここでお伝えしよう。まずは日本勢トップで第24シードが付いた西岡(世界ランク27位)と、女子でただ一人出場を果たした日比野(同127位)だ。西岡は大会初日の現地3日(月)、日比野は4日(火)に登場する。

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〈西岡良仁インタビュー〉
Q:全仏オープンから時間もない中で、どのように準備して芝への調整をしてきたか教えてください。

西岡:全仏オープンの時に少し痛めた足の腱の影響が結構大きくて、ウインブルドンの出場は難しいという判断もありました。日本ではできる限り多くのドクターに診てもらって、骨、関節、筋肉が良くないとか診断された中で全ての対策をしました。色々やってもらったおかげで(ケガの具合が)良くなり、3日くらい前にしっかりと動き出してから少しずつ良くなっていったので、身体としては良くはなっているかなと思います。
 
 ただ、日本でもほとんど練習はできていないですし、芝の大会も出ていないので、調整としては正直完璧な状態ではないです。ただ、1年ぶりに芝でプレーしてみたら結構ちゃんとできましたし、逆に色々と考えてないぶんフレッシュな感覚でテニスができているので、意外と楽しんでできているかなと思っています。

Q:1回戦の相手はD・ガラン(コロンビア/85位)です。どんな印象を持っていますか?

西岡:サーブが良くてクレーが得意な選手ですけれども、フラット系のショットが多く、芝でもフィットできそうな選手だと思います。基本的に主導権は僕が取れるのではないかと思っています。彼のファーストサーブはとてもいいですけど、それ以外のクオリティー次第なので勝つチャンスは結構大きいと思います。ザハルカコーチが付いて初めての芝ですが、芝の戦い方など一緒に色々と調整しているので、うまくはまれば勝利は見えてくると思います。
 
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