専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
海外テニス

昨年準優勝のキリオスが手首のケガでウインブルドンを欠場「回復まで十分な時間がなかったことが残念だ」<SMASH>

中村光佑

2023.07.04

前哨戦で手首を痛めたキリオスは、患部を診てもらったところ、「靭帯を断裂していたことがわかった」と言う。(C)Getty Images

前哨戦で手首を痛めたキリオスは、患部を診てもらったところ、「靭帯を断裂していたことがわかった」と言う。(C)Getty Images

 現地時間7月2日、男子テニス世界ランク33位のニック・キリオス(オーストラリア)が自身の公式インスタグラム(@k1ngkyrg1os)のストーリーズ(24時間で自動消去される投稿)を更新。現在開催中のテニス四大大会「ウインブルドン」(7月3日~16日/イギリス・ロンドン/芝コート)を手首のケガにより欠場すると発表した。

 昨シーズンはウインブルドンで怒涛の快進撃を見せて四大大会初のシングルス決勝進出を果たすなど大躍進を遂げた27歳のキリオス。ところが同年10月の「楽天ジャパン・オープン・テニス」(現木下グループジャパンオープンテニス/日本・東京/ハードコート/ATP500)の準々決勝を試合前に棄権して以降は度重なるケガに悩まされ、23年シーズンに入ってから公式戦でプレーしたのは3週間前に芝シーズン初戦として出場した「ボス・オープン」(ATP250)の1回戦だけである。

 そのボス・オープン初戦でもブランクの影響からか思うようなプレーができず、23歳のウー・イービン(中国/現世界62位)にストレート負け。その後は出場するはずだった「テラ・ウォルトマン・オープン」(ATP250)と「マヨルカ選手権」(ATP250)の2大会を欠場し、ウインブルドンに向けて暗雲が立ち込めていた。
 
 このほど更新したストーリーズでキリオスはウインブルドン欠場を決断した理由について、長らく苦しめられている左ヒザのケガではなく、「手首の負傷が原因」と説明。続けて無念の想いを以下のように綴った。

「今年のウインブルドンを辞退しなければならないのは本当に悲しい。ヒザの手術後、再びウインブルドンのコートに立てるように、一生懸命準備していたんだ。だが(その準備期間中に臨んだ)マヨルカ大会で手首に痛みを感じた。念のため、手首を診てもらったところ、靭帯を断裂していたことがわかった。プレーできるようにあらゆることを試したけど、ウインブルドン開幕までに十分な時間がなかったことが残念だ」

 なお欠場が決まったキリオスの代わりには世界96位のファビアン・マロジャン(イタリア)がラッキールーザーで本戦入り。現地7月3日には早速ダビド・ゴファン(ベルギー/123位)との1回戦を戦ったが、2-6、7-5、2-6、0-6で敗れた。

 昨季の終盤からなかなか長いトンネルを抜け出せない状況が続いているキリオス。得意のウインブルドンでプレーできないつらさは計り知れないが、まずは1日も早く手首の痛みが改善するよう、治療に専念してもらいたいものだ。

文●中村光佑

【PHOTO】準優勝のキリオスはじめウインブルドン2022で活躍した男子選手たちの厳選写真を公開!

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号