連日熱戦が繰り広げられている男子テニスのマスターズ1000大会「イタリア国際」(5月10日~21日/イタリア・ローマ/クレーコート)は、現地5月15日にシングルス3回戦を実施。予選勝者で世界ランク135位のファビアン・マロジャン(ハンガリー)が、第2シードで同2位のカルロス・アルカラス(スペイン)を6-3、7-6(4)のストレートで破る大金星を挙げ、同大会初となるベスト16入りを果たした。
まさかの大番狂わせにファンの間でも衝撃が走っている。それもそのはず、予選2試合を勝ち抜いた23歳のマロジャンはなんと今回のイタリア国際がATPツアー本戦初出場。それにもかかわらず物怖じしないプレーで初戦から快進撃を続けてきた。
1回戦でコランタン・ムーテ(フランス/67位)にフルセットで勝利すると、2回戦でも今年1月の全豪オープンで四大大会初のベスト8入りを成し遂げたイリ・レヘチュカ(チェコ/39位)を接戦の末に4-6、6-1、7-6(4)で撃破。キャリア初のマスターズ3回戦へと駒を進めていた。
そんなマロジャンが3回戦で顔を合わせたのは、昨年9月の全米オープンで悲願の四大大会初制覇を達成した20歳のアルカラス。欧州クレーシーズンに入ってからもバルセロナ(ATP500)とマドリード(ATP1000)の母国開催の2大会で立て続けにタイトルを防衛するなど凄まじい活躍を見せており、今大会終了後に更新される世界ランキングでは約1か月半ぶりとなる1位返り咲きが確定している。おそらく誰もがアルカラスの勝利を予想していたのは間違いないだろう。
ところがこの日の3回戦ではマロジャンがそんな前評判を覆す素晴らしいプレーを披露する。相手コートの深い位置にコントロールするグラウンドストロークで、力強いショットを放ってくるアルカラスに応戦。さらにはアルカラスのお株を奪う絶妙なドロップショットを見せて効果的にポイントを奪い、第4ゲームでこの試合初のブレークに成功。以降もサービスキープを続けて1セットアップとする。
まさかの大番狂わせにファンの間でも衝撃が走っている。それもそのはず、予選2試合を勝ち抜いた23歳のマロジャンはなんと今回のイタリア国際がATPツアー本戦初出場。それにもかかわらず物怖じしないプレーで初戦から快進撃を続けてきた。
1回戦でコランタン・ムーテ(フランス/67位)にフルセットで勝利すると、2回戦でも今年1月の全豪オープンで四大大会初のベスト8入りを成し遂げたイリ・レヘチュカ(チェコ/39位)を接戦の末に4-6、6-1、7-6(4)で撃破。キャリア初のマスターズ3回戦へと駒を進めていた。
そんなマロジャンが3回戦で顔を合わせたのは、昨年9月の全米オープンで悲願の四大大会初制覇を達成した20歳のアルカラス。欧州クレーシーズンに入ってからもバルセロナ(ATP500)とマドリード(ATP1000)の母国開催の2大会で立て続けにタイトルを防衛するなど凄まじい活躍を見せており、今大会終了後に更新される世界ランキングでは約1か月半ぶりとなる1位返り咲きが確定している。おそらく誰もがアルカラスの勝利を予想していたのは間違いないだろう。
ところがこの日の3回戦ではマロジャンがそんな前評判を覆す素晴らしいプレーを披露する。相手コートの深い位置にコントロールするグラウンドストロークで、力強いショットを放ってくるアルカラスに応戦。さらにはアルカラスのお株を奪う絶妙なドロップショットを見せて効果的にポイントを奪い、第4ゲームでこの試合初のブレークに成功。以降もサービスキープを続けて1セットアップとする。