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海外テニス

「信じられないくらいがっかり」元世界1位のマリーがウインブルドン早期敗退に落胆。来年大会への出場は「わからない」<SMASH>

スマッシュ編集部

2023.07.09

21年は3回戦、22年と今年は2回戦と、早期敗退が続くマリーの落胆は大きいようだ…。(C)Getty images

21年は3回戦、22年と今年は2回戦と、早期敗退が続くマリーの落胆は大きいようだ…。(C)Getty images

 現在開催中のテニス四大大会「ウインブルドン」の男子シングルス2回戦で、第5シードのステファノス・チチパス(ギリシャ/世界5位)に6-7(3)、7-6(2)、6-4、6-7(3)、4-6のフルセットで敗れたアンディ・マリー(イギリス/40位)が、敗戦後のインタビューで辛い胸の内を明かした。

 現地時間7月6日の夜に始まったこの試合は、マリーがセットカウント2-1とリードした時点で日没による順延に。翌7日に再開されたが、主導権を失ったマリーが押し切られる形で2年連続の2回戦敗退となった。

 英国公共放送『BBC』による試合後のインタビューで、マリーは再開後の試合内容について「室内から室外になって、完全に変わってしまった。同じコンディションではなかった」としつつも、「試合前から順延になる可能性が高いことはわかっていた。順延にならなくても、どうなっていたかはわからない。同じ結果になっていたかもしれないね」と、結果には納得。
 
 ただ前評判が高かっただけに、今回の早期敗退はマリーに大きな落胆を与えたようだ。来年も同大会への出場を目指すのかを問われたマリーは「わからないね。モチベーションへの影響は明らかに大きい」と漏らす。

「去年と同じような感じだ。去年はじっくり考えて、家族とも話し合って続けることを決めた。今は信じられないくらいがっかりしているし、動揺している。今すぐにやめるつもりはないけど、今回のことは乗り越えるのに少し時間がかかるだろうね」

 最近のインタビューで、引退時期について「考えがある」と明かしていたマリー。その時が間近に迫っているようには思えないが、今回のウインブルドンでの敗戦がそのタイミングに影響を与える可能性はあるだろう。

構成●スマッシュ編集部

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