男子テニス元世界ランク36位の杉田祐一が、7月14日に今季限りでの現役引退およびジュニアアカデミーの開校を発表した。自身の公式ツイッター(@sugitayuichi88)と公式ホームページで引退を決断した経緯や今後のプランを明かした。
現在34歳の杉田は、7歳でテニスを始め、2006年10月にプロ転向。翌年のデビスカップで当時の最年少勝利を収め、以降も日本の勝利に貢献してきた。17年にはアンタルヤオープンでATPツアー初優勝を飾り、同年の世界ランキングで自己最高位となる36位をマーク。
しかし苦しむ時期も長く、21年はセルビアに拠点を移して再スタートしたものの、同年9月から半年近くツアーから離脱していた。22年はチャレンジャー大会を中心に転戦し、今シーズンはツアーの予選に3大会出場している。
ツイッターには「私、杉田祐一は今季限りでの現役生活の引退を発表させて頂きます」と書き出し、「同時に長年の夢であったジュニアアカデミー開校の準備をご報告させて頂きます。自身の現役生活の最後をジュニアのみんなと一緒に戦い、その後のサポートをしていきたいと思っています」と記した。
併せて公式ホームページでアカデミー開校についての詳細を綴っている。
今年3月に、高校時代からサポートを受けていた三菱電機株式会社との契約が終了し、引退を決意した杉田。その時期に株式会社イカイから「引退試合をこちらで一緒にやらないか」と声がかかり、「大変ありがたく思い、そしてこれまでご声援頂いたファンの皆様に最後の舞台をという気持ちも相重なり一緒に戦わせていただく事となりました」。
ジュニア育成にも興味を持ってきた杉田は、「いつか良い場所でテニスの指導にあたれたら嬉しいな」という夢を抱いていた。そしてKPI株式会社に出会い、方向性が同じことからアカデミーの開校および自身の代表就任に至ったという。
アカデミーでは、「やりたくても完璧な状況でできない選手のためにスカラシップ制度などを設け、テニスの技術はもちろん、その子の情熱や覚悟をその道のプロである僕たちがきっちりと判断をし、サポート方針を決定し、最大限の可能性を提供できるようにしたく思っております」と述べており、手厚いサポートが期待できそうだ。
現役生活のゴールとアカデミーのスタートで、大きな転機となる杉田。ホームページの最後には「私がどう最終試合に向け練習を追い込んでいくかをアカデミースタッフと共に感じてほしいと思います。大変な事も沢山あるかと思いますがこの素晴らしい出会いに感謝し、ここを時代を繋ぐ場所にしていきたく思っています」と綴った。
構成●スマッシュ編集部
【PHOTO】杉田祐一、錦織圭ら日本のトッププロたちの“懐かしジュニア時代”の秘蔵写真!
現在34歳の杉田は、7歳でテニスを始め、2006年10月にプロ転向。翌年のデビスカップで当時の最年少勝利を収め、以降も日本の勝利に貢献してきた。17年にはアンタルヤオープンでATPツアー初優勝を飾り、同年の世界ランキングで自己最高位となる36位をマーク。
しかし苦しむ時期も長く、21年はセルビアに拠点を移して再スタートしたものの、同年9月から半年近くツアーから離脱していた。22年はチャレンジャー大会を中心に転戦し、今シーズンはツアーの予選に3大会出場している。
ツイッターには「私、杉田祐一は今季限りでの現役生活の引退を発表させて頂きます」と書き出し、「同時に長年の夢であったジュニアアカデミー開校の準備をご報告させて頂きます。自身の現役生活の最後をジュニアのみんなと一緒に戦い、その後のサポートをしていきたいと思っています」と記した。
併せて公式ホームページでアカデミー開校についての詳細を綴っている。
今年3月に、高校時代からサポートを受けていた三菱電機株式会社との契約が終了し、引退を決意した杉田。その時期に株式会社イカイから「引退試合をこちらで一緒にやらないか」と声がかかり、「大変ありがたく思い、そしてこれまでご声援頂いたファンの皆様に最後の舞台をという気持ちも相重なり一緒に戦わせていただく事となりました」。
ジュニア育成にも興味を持ってきた杉田は、「いつか良い場所でテニスの指導にあたれたら嬉しいな」という夢を抱いていた。そしてKPI株式会社に出会い、方向性が同じことからアカデミーの開校および自身の代表就任に至ったという。
アカデミーでは、「やりたくても完璧な状況でできない選手のためにスカラシップ制度などを設け、テニスの技術はもちろん、その子の情熱や覚悟をその道のプロである僕たちがきっちりと判断をし、サポート方針を決定し、最大限の可能性を提供できるようにしたく思っております」と述べており、手厚いサポートが期待できそうだ。
現役生活のゴールとアカデミーのスタートで、大きな転機となる杉田。ホームページの最後には「私がどう最終試合に向け練習を追い込んでいくかをアカデミースタッフと共に感じてほしいと思います。大変な事も沢山あるかと思いますがこの素晴らしい出会いに感謝し、ここを時代を繋ぐ場所にしていきたく思っています」と綴った。
構成●スマッシュ編集部
【PHOTO】杉田祐一、錦織圭ら日本のトッププロたちの“懐かしジュニア時代”の秘蔵写真!