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海外テニス

サービスエース数歴代1位のイズナーが全米OPで引退「自分が成し遂げられたことを誇りに思っています」<SMASH>

スマッシュ編集部

2023.08.24

ビッグサーバーとしてファンを魅了したイズナーが約17年間の現役生活に終止符を打つ。(C)Getty Images

ビッグサーバーとしてファンを魅了したイズナーが約17年間の現役生活に終止符を打つ。(C)Getty Images

 男子テニス元世界8位のジョン・イズナー(アメリカ)が、8月24日に公式インスタグラム(@johnrisner)を更新し、全米オープンを最後に現役生活から引退すると発表した。

 現在38歳のイズナーは、9歳でテニスを始め、大学生活も経て約17年間プロとして活躍している。208センチの高身長から繰り出す強烈なサービスを武器に、ツアーで16個のタイトルを獲得し、2018年にはNitto ATPファイナルズに出場するなど、輝かしい成績を残した。なお、サービスエース数は14,411本と、歴代1位を誇る。

 インスタグラムには「どんなアスリートにもキャリアを終える決断を迫られる時が来ます」と書き出し、「17年間プレーするなんて想像もできませんでした。もちろん、取り戻したかった試合は数え切れないほどあるけれど、自分が成し遂げられたことを誇りに思っています」と、自身のプロ生活に満足の様子だ。
 
 また、両親や妻に対して感謝を伝え、さらに「全ての人にお礼を言うことはできませんが、コーチ、フィジオ、スポンサー、そしてファンの皆さん、ありがとうございます。皆さんのために、そして皆さんの前で戦うことが大好きでした」と綴った。

 そして「この20数年間、私はテニスしか知りませんでした。毎朝より良いプレーヤーになることを目標に目覚めることは、私の大きな誇りでした。全米オープンは最後の大会になります。キャリア17年間全て全米オープンに出場してきたし、アメリカのファンの前で最後の試合をするのが楽しみです」と締めくくった。

 2019年10月に東京・有明コロシアムで行なわれた「UNIQLO Life Wear Day Tokyo」では、妻の出産が控えていたにもかかわらず急遽来日し、ロジャー・フェデラー氏、錦織圭、国枝慎吾氏らと共にイベントを盛り上げ、日本のファンからも親しまれているイズナー。最後の全米オープンでは悔いのないプレーを地元で披露してほしい。

構成●スマッシュ編集部

【PHOTO】イズナーがフェデラー氏、錦織らと盛り上げた「UNIQLO Life Wear Day Tokyo」
 
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