年内最後の四大大会「全米オープン」（８月28日～９月10日／アメリカ・ニューヨーク／ハードコート）に出場する女子テニス世界ランク６位のココ・ガウフ（アメリカ／19歳）が大会開幕前のメディアデーに登場。その中で、テニス以外の仕事や抱負について語った。

　前週の「ウェスタン＆サザン・オープン」（８月14日～20日／アメリカ・シンシナティ／ハードコート／WTA1000）で、グランドスラムに次ぐグレードの大会で初優勝を飾ったガウフ。準決勝では、世界女王のイガ・シフィオンテク（ポーランド／同１位）にフルセットの末に勝利。これまで０勝７敗としている相手にようやく白星を手にした。決勝では、今年の全仏準優勝者のカロリーナ・ムチョバ（チェコ／同10位）にストレートで勝利をつかんでいた。

　非常に良い状態で全米オープンに臨み、地元のファンからも大きな期待がかかるガウフは、開幕前の記者会見で、大会への意気込みの他にテニス以外の仕事や抱負について問われると、「テニス以外に何に熱中しているかはまだわからない」としながらも、とりわけファッションとメイクアップが好きであることを明かした。
  「ファッションが大好きなの。メイクも大好き。ただ、それをどうやって仕事にするかということは考えたことがないの」

　そして、他の分野にも手を広げたいという願望を示したガウフ。テニスにほとんどの時間を費やしているため、他の分野に情熱を見出すのは難しいと見解を述べた。

「私は今、テニス以外の分野で自分を見つけようとしている年頃なの。私はただ、何が本当に私に語りかけてくるのかを見つけられずにいるだけ。（テニスの他にも）何か夢中になれるものを見つけたいわ。ただ、テニスは私の人生の一部だから、正直なところ他のことに情熱を見出すのは難しいと思うの」

　なお、ガウフは全米オープンに第６シードとして出場する。１回戦では予選勝者と対戦し、勝ち上がれば、２回戦でロシア期待の新星ミラ・アンドレーワ（同67位／16歳）と対戦する予定だ。

構成●スマッシュ編集部

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