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関東大学テニスリーグ開幕! 男子は王者・早稲田がいきなり日大に黒星、女子は昨年Vの慶應が苦しみながらも白星発進<SMASH>

スマッシュ編集部

2023.08.28

勝敗がかかったエース対決で、早大の高畑里玖を破り喜びを爆発させる日大の高悠亜。写真提供:関東学生テニス連盟(長浜功明撮影)

 関東の大学テニス部が最も熱く燃える大会「2023年関東大学テニスリーグ」が8月25日に開幕。男女第1部は2013年以来10年ぶりに全日程が有明テニスの森公園(東京)で開催されている。1、2位校は大学日本一を決める「全日本大学対抗テニス王座決定試合」の出場権を手にできる重要な大会。その第1戦が男子は8月25日、26日に、女子は25日、27日に行なわれた。

 男子では昨年1位で大学王座17連覇中の早稲田大学が日本大学と対戦。日大は先のインカレシングルス本戦に全大学中最多の10人を送り込んでおり、下馬評では優勝候補の一角にも挙げられている。早大はダブルスで2勝1敗とリードしたものの、日大がシングルスで反撃。早大が2本、日大が3本取り、4勝4敗で勝負はナンバー1対決にかかった。それを日大の高悠亜がファイナルタイブレークの激戦の末に制し、チームの勝利を決めた。

 昨年2位の慶應義塾大学は、インカレ王者の藤原智也が単複で白星を挙げるなど、7勝2敗で中央大学に快勝。もう1戦はインカレダブルス優勝の大田空/加藤木塁を擁する法政大学が5勝4敗で明治大学を振り切った。
 
【男子第1戦の結果】

●早稲田大学(0勝1敗)4-5日本大学(1勝0敗)○
D1 ●永山寛基/森田皐介 4-6 6-3 [3-10] 髙悠亜/小泉煕毅○
D2 ○池田朋弥/山口柚希 3-6 6-3 [10-6] 手嶋海陽/石垣秀悟●
D3 ○田中瑛大/吉野郁哉 4-6 6-3 [10-4] 齊藤成/髙橋栄吉●
S1 ●高畑里玖 6-4 3-6 6-7(5) 高悠亜○
S2 ●池田朋弥 2-6 4-6 小泉煕毅○
S3 ●森田皐介 0-6 3-6 石垣秀悟○
S4 ○山口柚希 6-4 7-6(4) 丹下颯希●
S5 ●永山寛基 0-6 3-6 手嶋海陽○
S6 ○田中瑛大 3-6 6-1 1-0 ret. 上野山大洋●

○慶應義塾大学(1勝0敗)7-2 中央大学(0勝1敗)●
D1 ○藤原智也/下村亮太朗 6-2 6-2 石井涼太/佐々木唯人●
D2 ○有本響/菅谷優作 7-5 6-1 石川真輝/玉城勇稀●
D3 ○林航平/高木翼 6-4 7-6(5) 若松玄登/根門寿尚●
S1 ○藤原智也 6-2 6-3 石井涼太●
S2 ●下村亮太朗 6-7(8) 6-0 4-6 石川真輝○
S3 ○脇坂留衣 6-0 2-6 6-0 倉持英希●
S4 ○眞田将吾 6-4 6-2 野坂迅●
S5 ●今鷹洸太 1-6 4-6 佐々木唯人○
S6 ○有本響 6-3 6-3 森田真ノ介●

○法政大学(1勝0敗)5-4 明治大学(0勝1敗)●
D1 ○大田空/加藤木塁 6-1 6-2 山中朝陽/村田英夢●
D2 ○山田倫太郎/原田悠仁 7-5 6-3 副田温斗/松本洵●
D3 ●新井翼/大西洋平 2-6 2-6 横田大夢/飯田翔○
S1 ○大田空 6-3 7-5 鈴木久統●
S2 ●平井健太郎 1-6 2-6 太田翔○
S3 ●新井翼 4-6 1-6 飯田翔○
S4 ●松崎稜太朗 6-2 3-6 4-6 山中朝陽○
S5 ○佐藤太耀 7-6(6) 6-1 坂井修造●
S6 ○森田凌矢 6-1 6-3 野田成佑●
 
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