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国内テニス

【関東大学テニスリーグ男子第2戦】慶應、日大が開幕2連勝で王座に突き進む! 早稲田は初白星<SMASH>

スマッシュ編集部

2023.08.30

9戦全勝と強さを見せて開幕2連勝とした慶大(上)。早大の勝利を決めた高畑里玖(左下)。単複で勝って日大のリズムを作った石垣秀悟(右下)。写真提供:関東学生テニス連盟(長浜功明撮影)

9戦全勝と強さを見せて開幕2連勝とした慶大(上)。早大の勝利を決めた高畑里玖(左下)。単複で勝って日大のリズムを作った石垣秀悟(右下)。写真提供:関東学生テニス連盟(長浜功明撮影)

 関東の大学テニス部が最も熱く燃える大会「2023年関東大学テニスリーグ」。その男女第1部は、2013年以来10年ぶりに全日程が有明テニスの森公園(東京)で開催されている。1、2位校は大学日本一を決める「全日本大学対抗テニス王座決定試合」の出場権を手にできる重要な大会。8月29日には男子第2戦が行なわれた。

 昨年1位で大学王座17連覇中の早稲田大学は、初戦で日本大学に敗れ、後がない状況。第2戦は中央大学と対戦し、6勝3敗で初白星を挙げた。ダブルスを2勝1敗とリードすると、シングルス下位2本はフルセットの接戦を落としたが、上位4本をきっちり取って勝利。これで第3戦以降、波に乗りたいところだ。

 1位奪還を狙う慶應義塾大学は、明治大学を相手に盤石の戦いを見せた。先のインカレを制した藤原智也、準優勝の林航平が共に単複で勝利を挙げるなど、チーム力の高さを示し、9戦全勝で開幕2連勝を飾った。

 今大会の台風の目とされるのが、インカレシングルス本戦に全大学中最多の10人を送り込んでいる日本大学だ。初戦で早大を下した勢いを持続し、この日は法政大学を下した。ダブルスNo1で手嶋海陽/石垣秀吾が大田空/加藤木塁を大激戦の末に破り、昨年のインカレ室内決勝のリベンジに成功。これでチームを波に乗せ、シングルスでは何と6戦全てストレート勝ちを飾り、計8勝1敗で開幕2連勝とした。

 男子第3戦は9月1日(金)に行なわれる。
 
【男子第2戦の結果】

○早稲田大学(1勝1敗)6-3中央大学(0勝2敗)●
D1 〇永山寛基/森田皐介 6-4 6-3 間仲啓/石川真輝●
D2 ○池田朋弥/山口柚希 6-1 6-3 柴崎充志/玉城勇稀●
D3 ●田中瑛大/吉野郁哉 4-6 3-6 若松玄登/根門寿尚○
S1 ○池田朋弥 2-6 6-2 6-3 石井涼太●
S2 ○高畑里玖 6-2 6-2 石川真輝●
S3 ○山口柚希 6-0 6-2 倉持英希●
S4 ○森田皐介 3-6 7-5 6-3 野坂迅●
S5 ●永山寛基 6-4 3-6 4-6 佐々木唯人○
S6 ●田中瑛大 6-4 6-7(10) 1-6 森田真ノ介○

○慶應義塾大学(2勝0敗)9-0 明治大学(0勝2敗)●
D1 ○藤原智也/下村亮太朗 6-2 6-4 山中朝陽/村田英夢●
D2 ○有本響/菅谷優作 6-2 6-7(6) [10-7] 飯田翔/太田翔●
D3 ○林航平/高木翼 7-6(5) 7-6(3) 横田大夢/松本洵●
S1 ○藤原智也 6-2 6-7(5) 6-2 鈴木久統●
S2 ○菅谷優作 6-1 6-3 飯田翔●
S3 ○林航平 6-2 6-3 太田翔●
S4 ○脇坂留衣 7-5 6-1 山中朝陽●
S5 ○眞田将吾 6-4 1-6 6-2 今里翔吾●
S6 ○今鷹洸太 6-1 6-1 河野隼也●

●法政大学(1勝1敗)1-8 日本大学(2勝0敗)○
D1 ●大田空/加藤木塁 7-5 6-7(0) [8-10] 手嶋海陽/石垣秀悟○
D2 ●平井健太郎/原田悠仁 5-7 3-6 丹下颯希/小泉煕毅○
D3 ○新井翼/大西洋平 7-5 6-2 小川智裕/齊藤成●
S1 ●大田空 3-6 2-6 高悠亜○
S2 ●松崎稜太朗 0-6 1-6 小泉煕毅○
S3 ●新井翼 3-6 1-6 石垣秀悟○
S4 ●佐藤太耀 2-6 3-6 丹下颯希○
S5 ●森田凌矢 4-6 2-6 手嶋海陽○
S6 ●大西洋平 2-6 3-6 片山楓○

構成●スマッシュ編集部

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