男子テニス元世界4位の錦織圭がプロテクトランキング(負傷離脱前のランキングで大会にエントリーできる救済措置)での出場を予定していたマスターズ1000大会「上海オープン」(10月4日~15日/中国・上海/ハードコート)の欠場が濃厚となった。各大会の選手のエントリー情報をX(旧ツイッター)で更新している「Entry List Updates」(@EntryLists)が、その第一報を伝えている。
約1年9か月ぶりのATPツアー復帰を果たした7月下旬の「アトランタ・オープン」(ATP250)で負った左ヒザの故障が長引いている33歳の錦織。北米ハードコートシリーズにおいてはエントリーしていたワシントン、トロント、スタンフォード・チャレンジャーの3大会を全てスキップし、プロテクトランキングでの参戦が確定していた年内最後の四大大会「全米オープン」も、「ヒザがまだ治っていない」という理由で出場を取りやめた。
さらには本戦ワイルドカード(主催者推薦)を獲得していた今週の「成都オープン」(9月20日~26日/中国・成都/ハードコート)も開幕直前に出場を辞退。四大大会に次ぐグレードを誇る上海オープンについても無理をしない選択をしたようだ。
だがこうなるとプロテクトランキングでエントリー済みの「木下グループジャパンオープンテニスチャンピオンシップス2023」(10月16日~22日/東京・有明/ハードコート/ATP500)でもプレーできるのか心配は募るばかりである。
全米欠場時に更新した自身の公式SNSで「ヒザの回復には1~2週間ほどかかりそうです」と報告していたことを考えれば、思いのほかケガの状態が芳しくないのかもしれない。今はただ日本の大エースの1日も早い回復を待つしかないだろう。
文●中村光佑
【連続写真】スイング中に時間のズレを調節する、錦織圭のジャックナイフ
【UNIQLO LifeWear Day Tokyo 2022 with Roger Federer PHOTO】フェデラーと錦織が夢の共演!!
【PHOTO】錦織、伊達も!日本人トッププロたちの"懐かしジュニア時代"の秘蔵写真をお届け!
約1年9か月ぶりのATPツアー復帰を果たした7月下旬の「アトランタ・オープン」(ATP250)で負った左ヒザの故障が長引いている33歳の錦織。北米ハードコートシリーズにおいてはエントリーしていたワシントン、トロント、スタンフォード・チャレンジャーの3大会を全てスキップし、プロテクトランキングでの参戦が確定していた年内最後の四大大会「全米オープン」も、「ヒザがまだ治っていない」という理由で出場を取りやめた。
さらには本戦ワイルドカード(主催者推薦)を獲得していた今週の「成都オープン」(9月20日~26日/中国・成都/ハードコート)も開幕直前に出場を辞退。四大大会に次ぐグレードを誇る上海オープンについても無理をしない選択をしたようだ。
だがこうなるとプロテクトランキングでエントリー済みの「木下グループジャパンオープンテニスチャンピオンシップス2023」(10月16日~22日/東京・有明/ハードコート/ATP500)でもプレーできるのか心配は募るばかりである。
全米欠場時に更新した自身の公式SNSで「ヒザの回復には1~2週間ほどかかりそうです」と報告していたことを考えれば、思いのほかケガの状態が芳しくないのかもしれない。今はただ日本の大エースの1日も早い回復を待つしかないだろう。
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