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国内テニス

男子ITFツアー「SBC ドリームテニス」、中川直樹が越智真を破り2週連続優勝を飾る<SMASH>

スマッシュ編集部

2023.09.25

札幌で得た勢いを失うことなく高崎でも結果を残したシングルス優勝の中川直樹。写真:(C)SBC DREAM TENNIS/長浜功明

札幌で得た勢いを失うことなく高崎でも結果を残したシングルス優勝の中川直樹。写真:(C)SBC DREAM TENNIS/長浜功明

 男子のITF(国際テニス連盟)ワールドツアー「湘南美容クリニック Presents SBC DREAM TENNIS 国際大会」(9月19~24日/群馬・高崎/ハードコート/ITFツアーM25)は24日、清水善造メモリアルテニスコートでシングルス決勝を実施。第1シードの中川直樹(世界ランク394位)が6-2、7-6(5)で第4シードの越智真(同652位)を下し優勝した。 

 前週開催の「Uchiyama Cup」(北海道・札幌/ITFツアーM25)で優勝している中川は、その勢いを保つように今大会でも存在感を放ち、準々決勝でフルセットを戦った以外は全てストレートで勝利での決勝進出。一方の越智も準決勝までの3試合で失ったゲーム数がわずか7と圧倒的な強さを示し、準決勝では3時間に及ぶ激闘を逆転で勝利するなど勢いは十分にある。

 第1セットは中川がキレのあるサービスを軸にゲームの主導権を握り、立ち上がりから3ゲームを連取。第4ゲームで越智にサービスキープを許したものの、第6と第8ゲームでブレークに成功し、6-2でセットを奪う。
 
 ただこのまま中川のペースで進むかと思われた第2セットは混戦となる。中川は第2ゲームで早くもブレークに成功するも、続く第3ゲームでは越智にブレークバックを許す。さらに第7ゲームでもサービスをブレークされ苦しい展開に。

 だが2週連続優勝を狙う中川は失速せず。第10ゲームでブレークバックして追いつくと、戦いをタイブレークへと持ち込む。ここでも両者譲らずの展開となったが、最後は猛追する越智を振り切るような豪快なスマッシュを決め7-5として勝利を引き寄せた。

◆男子シングルス決勝
中川直樹[1]〇 6-2 7-6(5) ●越智真[4] 
※[ ]内の数字はシード順位

構成●スマッシュ編集部

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