20歳にして凄まじい活躍を続けている男子テニス世界ランク2位のカルロス・アルカラス(スペイン)に関して、ちょっと心配なニュースが入ってきた。来週出場を予定していたツアー大会「バーゼル・オープン」(10月23日~29日/スイス・バーゼル/インドアハードコート/ATP500)を欠場すると発表したのだ。
アルカラスは10月18日に更新した自身の公式インスタグラム(@carlitosalcarazz)でバーゼル欠場の理由をこう説明している。
「残念ながら今年はバーゼルでプレーすることができません! 左足の足底筋膜に問題があり、腰の筋肉疲労があります。残りのシーズンをプレーできるように治療が必要です。また皆さんにすぐにお会いできることを楽しみにしています!」
これによりワイルドカード(主催者推薦)で出場予定だった元世界3位のスタン・ワウリンカ(スイス/現46位)の本戦繰り上がりが決定。空きが出たワイルドカードは地元勢のレアンドロ・リエディ(スイス/159位/21歳)に付与されることとなった。
今季は7月のウインブルドンでの四大大会2勝目を含むツアー6勝、通算63勝9敗と驚異的な成績を残しているアルカラス。だがアジアシリーズに入ってからは中国オープン(ATP500)でベスト4、翌週の上海マスターズ(ATP1000)では4回戦敗退に終わり、思うようにポイントを稼ぐことができなかった。世界1位奪還と2年連続の年間1位を狙う中でのバーゼル欠場は、彼にとって大きな痛手となる。
ただ試合数が重なっていたことで身体には大きな負担がかかっていたのかもしれない。心配は募るが、とにかく今はケガが悪化しないよう回復に専念してほしい。
文●中村光佑
【画像】バーゼル大会欠場を報告したアルカラスのインスタグラム
【PHOTO】優勝はアルカラス! ウインブルドン2023で熱戦を繰り広げた男子選手たち!
【連続写真】アルカラスの動かされても力強く返球したフォアハンド
アルカラスは10月18日に更新した自身の公式インスタグラム(@carlitosalcarazz)でバーゼル欠場の理由をこう説明している。
「残念ながら今年はバーゼルでプレーすることができません! 左足の足底筋膜に問題があり、腰の筋肉疲労があります。残りのシーズンをプレーできるように治療が必要です。また皆さんにすぐにお会いできることを楽しみにしています!」
これによりワイルドカード(主催者推薦)で出場予定だった元世界3位のスタン・ワウリンカ(スイス/現46位)の本戦繰り上がりが決定。空きが出たワイルドカードは地元勢のレアンドロ・リエディ(スイス/159位/21歳)に付与されることとなった。
今季は7月のウインブルドンでの四大大会2勝目を含むツアー6勝、通算63勝9敗と驚異的な成績を残しているアルカラス。だがアジアシリーズに入ってからは中国オープン(ATP500)でベスト4、翌週の上海マスターズ(ATP1000)では4回戦敗退に終わり、思うようにポイントを稼ぐことができなかった。世界1位奪還と2年連続の年間1位を狙う中でのバーゼル欠場は、彼にとって大きな痛手となる。
ただ試合数が重なっていたことで身体には大きな負担がかかっていたのかもしれない。心配は募るが、とにかく今はケガが悪化しないよう回復に専念してほしい。
文●中村光佑
【画像】バーゼル大会欠場を報告したアルカラスのインスタグラム
【PHOTO】優勝はアルカラス! ウインブルドン2023で熱戦を繰り広げた男子選手たち!
【連続写真】アルカラスの動かされても力強く返球したフォアハンド