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テニスの名門・柳川高校で国際男子オープンテニス開催記念と、テニスコートリニューアル完成式典を開催!<SMASH>

スマッシュ編集部

2023.11.21

式典に参加した豪華ゲストたち。左から、福井氏、植田氏、田島氏、眞鍋氏、古賀氏、松岡氏。写真提供:柳川高校

 高校テニスの名門、柳川高校(福岡県)で今年から行なわれるITFツアー「柳川・オープン」(福岡県・柳川市/12月18日~24日/ハードコート/M15)の開催を記念して、11月18日に柳川高校テニスコート(博運社センターコート)で国際男子オープンテニス開催記念と、テニスコートリニューアル完成式典が実施された。

 式典には柳川高校の理事長兼校長の古賀賢氏をはじめ、松岡修造氏や、福井烈氏、田島幹夫氏などの豪華OBゲストが参加。来賓にはヨネックス株式会社社長の米山修一氏などが出席し、華やかな記念式典となった。

 まず、主催者を代表して古賀氏が挨拶。センターコートを寄付するなどサポートした株式会社博運社社長の眞鍋氏に感謝の意を述べ、「ここから世界に羽ばたく選手が生まれるよう、柳川高校テニス部は大きく目標設定を変えて参ります。皆さま今後ともご支援ご協力賜りますよう、よろしくお願い申し上げます」と大会の発展に向け意気込みを語った。

 次に柳川高等学校テニス部OB会を代表して福井氏と松岡氏が挨拶。福井氏は、「選手が、世界のテニスを自分の目で見て感じることは何より大切なこと。この素晴らしい環境を生かし、もっともっと自分を鍛えていってください」と述べ、松岡氏は「これまでの監督、選手の並々ならぬ思いがこのコートには詰まっています。さあ、始まりは柳川高校テニスコートから新たな高校テニスのスタートが本当に楽しみです」と熱い思いを明かしている。
 
 来賓代表として挨拶した米山氏は「柳川高校テニス部は日本のテニスを長きにわたり支えてこられました。ここに国際大会を高校に誘致されたことは、世界初ではないでしょうか。選手の皆さん、どうぞ国際大会から多くを学び、そして成長していただけたら幸いです、頑張ってください」と選手たちに激励の言葉を送った。

 そして、式典のオープニングを飾るメインイベントとして、10ポイントタイブレークのダブルスゲームが実施され、福井氏/武方駿哉(柳川高校3年)ペアと田島氏/古賀氏ペアが対戦。松岡氏が実況解説を務め、全ポイントに熱いコメントを送るなか、大盛り上がりとなった一戦は福井/武方ペアが10-5で勝利を収めた。

 また、今回の式典を機に1番コートから3番コート、8番コートに新たなネーミングが付けられた。柳川高校のレジェンドたちの名を取り、1番コートは「FUKUIコート」、2番コートは「KOGAコート」、3番コートは「SHUZOコート」、そして8番コートは株式会社博運社に敬意を表し「博運社センターコート」と命名。

 その他にも現役高校生ダンス部によるフラダンスや、男子テニス部によるエアテニスなども行なわれ、柳川高校の新たな門出を祝う式典となった。

構成●スマッシュ編集部

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