高校テニスの名門、柳川高等学校(福岡県)にインドアテニスコートが誕生した。これは橋本総業ホールディングスとの共同プロジェクトとして実現したもので、“テニスを科学する”というコンセプトのもと、選手の技術向上を図ることを目的としている。
柳川高校のテニス部は過去にインターハイ男子団体戦で14連覇を含む25回の優勝を記録。春の全国選抜でも18回の団体優勝を誇る強豪校で、今春の選抜では武方駿哉が男子個人戦を制している。OBには元世界46位の松岡修造氏や前デビスカップ監督の岩渕聡氏らがいる。
柳川高校に建設されたのは全天候ドーム型コート2面。世界基準を考え、サーフェスはハードコートとなっている。今後カメラを設置し、AI(人工知能)分析システムを導入。選手たちのプレーデータを動作解析しながら、科学的な視点でグローバルな選手を育成していくという。
6月11日には完成記念式典が催され、柳川高校の古賀賢校長と橋本総業の橋本政昭社長がコートの使い初めとなるラリーを実施。また、金子健次柳川市長、日本テニス協会前専務理事で柳川高OBの福井烈氏の他、卒業生や現役テニス部員ら約160名が出席し、華やかな記念式典となった。
福井氏は「人生で一番長くコートにいて、一番多くボールを打ったのが柳川高校の3年間です。この3年が貴重で大事だったということは、卒業して改めて感じました。(現役選手は)この環境は普通ではない、当たり前ではないと感謝して、テニスに取り組んでください」と後輩たちに激励の言葉を送った。
式典と併せて、6月10日、11日にかけて完成記念大会も開催した。橋本総業HD、実業団OB、柳川高校OB、九州地区大学選抜チーム、柳川高校現役テニス部の5チームによる団体戦で、優勝は日本のトッププロを数多く擁する橋本総業HD。ただ結果はともあれ直接対戦することができた柳川現役メンバーにとっては、今後につながる貴重な経験となったことだろう。
その他にも九州のジュニアを対象としたクリニックやエキジビションマッチなども行なわれ、新設コートに花を添える賑やかなイベントとなった。
構成●スマッシュ編集部
【PHOTO】男子は柳川高の武方駿哉が制覇!「第45回全国選抜高校テニス」個人戦ギャラリー
柳川高校のテニス部は過去にインターハイ男子団体戦で14連覇を含む25回の優勝を記録。春の全国選抜でも18回の団体優勝を誇る強豪校で、今春の選抜では武方駿哉が男子個人戦を制している。OBには元世界46位の松岡修造氏や前デビスカップ監督の岩渕聡氏らがいる。
柳川高校に建設されたのは全天候ドーム型コート2面。世界基準を考え、サーフェスはハードコートとなっている。今後カメラを設置し、AI(人工知能)分析システムを導入。選手たちのプレーデータを動作解析しながら、科学的な視点でグローバルな選手を育成していくという。
6月11日には完成記念式典が催され、柳川高校の古賀賢校長と橋本総業の橋本政昭社長がコートの使い初めとなるラリーを実施。また、金子健次柳川市長、日本テニス協会前専務理事で柳川高OBの福井烈氏の他、卒業生や現役テニス部員ら約160名が出席し、華やかな記念式典となった。
福井氏は「人生で一番長くコートにいて、一番多くボールを打ったのが柳川高校の3年間です。この3年が貴重で大事だったということは、卒業して改めて感じました。(現役選手は)この環境は普通ではない、当たり前ではないと感謝して、テニスに取り組んでください」と後輩たちに激励の言葉を送った。
式典と併せて、6月10日、11日にかけて完成記念大会も開催した。橋本総業HD、実業団OB、柳川高校OB、九州地区大学選抜チーム、柳川高校現役テニス部の5チームによる団体戦で、優勝は日本のトッププロを数多く擁する橋本総業HD。ただ結果はともあれ直接対戦することができた柳川現役メンバーにとっては、今後につながる貴重な経験となったことだろう。
その他にも九州のジュニアを対象としたクリニックやエキジビションマッチなども行なわれ、新設コートに花を添える賑やかなイベントとなった。
構成●スマッシュ編集部
【PHOTO】男子は柳川高の武方駿哉が制覇!「第45回全国選抜高校テニス」個人戦ギャラリー