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負傷離脱中の元全米女王ラドゥカヌがついにカムバック!復帰戦は1月開催のオークランド大会に決定<SMASH>

スマッシュ編集部

2023.12.08

約8カ月に及ぶ離脱期間を経てツアー復帰を果たすラドゥカヌは、2年連続オークランド大会でシーズンをスタートさせる。(C)Getty Images

 ケガにより戦列を離れている女子テニス元世界10位のエマ・ラドゥカヌ(イギリス/現296位)が、来年1月から開幕する「ASBクラシック」(1月1日~7日/オークランド・ニュージーランド/ハードコート/WTA250)に出場することが明らかになった。WTA(女子プロテニス協会)公式サイトの他、複数のメディアが報じている。

 2021年の全米オープンで18歳にして四大大会初優勝を飾り、一躍脚光を浴びたラドゥカヌ。しかしそれ以降はほとんど結果を残せておらず、苦闘の日々を送っていた。

 23年シーズンはケガや体調不良に見舞われ、4月の「ポルシェ・テニス・グランプリ」(ドイツ・シュツットガルト/WTA500)で初戦敗退して以降は、両手首と足首のケガによりツアーを離脱している。その後、両手首と足首の手術を受けたラドゥカヌ。この手術により今後のプレーに悪影響が及ぶと心配の声もあったが、リハビリに専念したことで順調に回復。8月にはコートで練習を再開できるようになった。

 そして9月末には「来シーズンにはツアーに復帰する」と正式に発表。「今年は四大大会で欠場を強いられたのはつらかったけど、できるだけケガの回復に集中するようにしていた」と現状を語り、復帰のための準備を着々と積み重ねてきた。
 
 待ちに待った復帰戦は、全豪オープンの前哨戦であるオークランド大会に決定。大会主催側は、このほど更新したX(旧ツイッター)で「グランドスラムチャンピオン、ラドゥカヌが2024年にオークランドのコートに戻ってくるが待ちきれない!」と投稿し、彼女の大会出場の旨を報告した。

 約8カ月に及ぶ離脱期間を経て、ようやく実戦のコートに帰ってくるラドゥカヌ。ここ数週間は大会へ向けトレーニングを積んでいるようだ。復帰戦では彼女らしいアグレッシブなプレーを披露してくれることに期待したい。

構成●スマッシュ編集部

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