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イギリス期待の21歳がアルカラスら同世代プレーヤーの活躍ぶりに感化!「彼らの功績に大きな尊敬を抱いている」<SMASH>

スマッシュ編集部

2023.12.16

ドレイパー(左)が、シナー(右上)、アルカラス(右中)、ルネ(右下)ら同世代プレーヤーの活躍を称賛。今後に向けて「2、3年で彼らと肩を並べることができるかもしれない」と意気込んだ。(C)Getty Images

 男子テニス世界ランク61位のジャック・ドレイパ―(イギリス/21歳)が欧米スポーツメディア『Eurosport』のインタビューに登場。そのなかでカルロス・アルカラス(スペイン/2位/20歳)ら同世代の活躍を見て、「彼らから多くの影響を受けている」と明かし、今後の目標について語った。

 2023年、全米オープンで自身初のグランドスラムベスト16に進出したドレイパ―は、同世代のアルカラス、ヤニック・シナー(イタリア/4位/22歳)、ホルガー・ルネ(デンマーク/8位/20歳)の存在が常に自分のモチベーションの源になっているという。

 王者ノバク・ジョコビッチ(セルビア/1位/36歳)が未だに強さを発揮する男子テニス界で、数々の有望な若手選手が台頭した23年。アルカラスはウインブルドンでグランドスラム2勝目を飾り、シナーはトロント大会でマスターズ1000初タイトルを獲得。ルネは8月には自己最高の4位をマークするなど活躍を見せた。イギリス期待の21歳は、このような活躍ぶりを次のように称賛している。
 
「彼らは素晴らしい選手だ。特に若いうちに、どれだけこのスポーツに打ち込まなければならないかがわかっているのだろう。彼らの功績に大きな尊敬と称賛の念を抱いている」

 一方で、彼らの活躍にインスピレーションを受ける反面、時には「フラストレーションがたまることもある」と明かした。特に強く感じたのはウインブルドン決勝でアルカラスがプレーしていた時だという。

「私が肩を負傷していた時、若い選手が素晴らしい結果を残しているのを目の当たりにした。ウインブルドン決勝でジョコビッチと対戦するアルカラスを見ていて、非常に悔しい思いをしたことを覚えている。悔やんでも仕方ないことだ。彼があのポジションにいるのは、何年もものすごい努力をしてきたからだと思う」

 そして、今後の目標について問われたドレイパ―は、「まずはランキングを上げることだ」と続け、「自分の可能性を発揮したい。ケガをせず正しいことをやっていれば、この先2、3年で彼らと肩を並べることができるかもしれない」と闘志を燃やした。

構成●スマッシュ編集部

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