昨日できたことが、今日はなぜかうまくいかない。「どうして⁉」と思って泥沼にはまってしまうことはないだろうか? 絶好調のプレーの後に陥りやすい絶不調の波は、スポーツでは少なからず経験したことがあるだろう。
突如、不調に陥った時、どうすれば立て直せるのだろうか? テニス選手に、そんな時の考え方や対処法を聞いた。
添田豪は、考え方を見直すことを提案。「調子の良しあしは結構、錯覚だったりします。いくら準備しても調子が悪い時、それは相手がそうさせているのかもしれないし、緊張しすぎて身体が動かないということもあります。特に外の試合だと、天候にも左右されるし、環境も違うことが多いので、うまくいかないことの方が多いものです。だから、それも自分の実力だと思ってやることが大事です」。調子が悪いと思うのではなく、それも含めて自分の実力だと受け止めるというわけだ。
「調子が悪いと思いがちな人は、自分に期待しすぎてしまう面があります。練習ではフォアがもっと入った、サービスも決まっていたとか思うんです。そこで、『これをミスしてしまうのも自分らしいな』と思いましょう。逆にラッキーやミラクルショットで取れるポイントもあるので、実はイーブンな場合が多いんです。調子が悪くてもネガティブに考えすぎないこと。悪いからダメだと思ったら、絶対に勝てません」
添田同様に、その日の調子を受け入れると言うのは、内山靖崇。具体的な対処法も教えてくれた。「その日にできる自分のベストを尽くすことです。例えば、バックハンドの調子が悪くなったら、バックをできるだけ打たない方法を取ります。フォアで回り込む回数を増やしたり、スライスを多く使うとか、ネットに出る頻度を増やすとか。その日、自分にできる方法を探して、やるしかないですね。試合が終わってからまた練習すればいいんです」
高橋悠介も同様の意見だ。「その状況に向き合うしかありません。『昨日まで良かったのに』と思っていても、今日は今日ですから、今、何ができるかを考えることが大切だと思います。『このショットは今日は入らないな、このショットの方が今日は調子がいいな』というのを冷静に考えましょう」
突如、不調に陥った時、どうすれば立て直せるのだろうか? テニス選手に、そんな時の考え方や対処法を聞いた。
添田豪は、考え方を見直すことを提案。「調子の良しあしは結構、錯覚だったりします。いくら準備しても調子が悪い時、それは相手がそうさせているのかもしれないし、緊張しすぎて身体が動かないということもあります。特に外の試合だと、天候にも左右されるし、環境も違うことが多いので、うまくいかないことの方が多いものです。だから、それも自分の実力だと思ってやることが大事です」。調子が悪いと思うのではなく、それも含めて自分の実力だと受け止めるというわけだ。
「調子が悪いと思いがちな人は、自分に期待しすぎてしまう面があります。練習ではフォアがもっと入った、サービスも決まっていたとか思うんです。そこで、『これをミスしてしまうのも自分らしいな』と思いましょう。逆にラッキーやミラクルショットで取れるポイントもあるので、実はイーブンな場合が多いんです。調子が悪くてもネガティブに考えすぎないこと。悪いからダメだと思ったら、絶対に勝てません」
添田同様に、その日の調子を受け入れると言うのは、内山靖崇。具体的な対処法も教えてくれた。「その日にできる自分のベストを尽くすことです。例えば、バックハンドの調子が悪くなったら、バックをできるだけ打たない方法を取ります。フォアで回り込む回数を増やしたり、スライスを多く使うとか、ネットに出る頻度を増やすとか。その日、自分にできる方法を探して、やるしかないですね。試合が終わってからまた練習すればいいんです」
高橋悠介も同様の意見だ。「その状況に向き合うしかありません。『昨日まで良かったのに』と思っていても、今日は今日ですから、今、何ができるかを考えることが大切だと思います。『このショットは今日は入らないな、このショットの方が今日は調子がいいな』というのを冷静に考えましょう」