現在開催中のテニス四大大会「全仏オープン」は現地5月27日に男子シングルス1回戦が行なわれ、同大会最多の14度の優勝を誇るラファエル・ナダル(スペイン/世界ランク275位)とツアー通算22勝を挙げている元世界2位のアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ/同4位)による大会屈指の超好カードが実現。ズベレフが6-3、7-6(5)、6-3のストレートで勝利し、同大会7年連続8度目の初戦突破を果たした。
2年前の悪夢を払拭した。最後に両者が対戦した2022年全仏準決勝では、第2セット終盤に右足首の大ケガを負って無念の途中棄権を余儀なくされたズベレフ。その時の悔しさを胸に、今回の対決では終始安定したプレーを披露し、今季限りでの引退を示唆している“ローランギャロスの象徴”から価値ある勝利をつかみ取った。
開始直後の第1ゲームでポイントを先行したズベレフは、ナダルのドロップショットのミスやダブルフォールトに助けられる形でブレークスタート。第4ゲームでは2本のブレークポイントを握られるも、自身の2本のウイナーでしのぎ切りナダルに主導権を渡さない。ナダルが徐々にレベルを上げてくる中でも大崩れせずに自分のプレーを貫き、第9ゲームでは2度目のブレークに成功。6-3で第1セットを先取する。
反対に第2セットはズベレフが第5ゲームで先にサービスダウンを喫す苦しい展開。それでも以降は何とか食らいついていき、迎えた第10ゲームではナダルの浅い球をことごとく引き出して攻勢を仕掛け起死回生のブレークバックを果たす。続く第11ゲームはブレークポイントを2本セーブしてキープするも、第12ゲームではナダルのサービスを破れずタイブレークに突入する。
ここで優位に立ったのはズベレフ。一進一退の攻防が繰り広げられる中でミスを最小限に抑え、ナダルのディフェンスを打ち破ってミニブレークを先行。一時は追いつかれるも勝負どころで強さを発揮し、接戦の末に2セットアップとする。
迎えた第3セット、ナダルが先にブレークを果たせばズベレフも負けじとブレークを返す緊迫のシーソーゲームとなる。198センチの長身を生かして高い打点から積極的にナダルのボールを叩いていったズベレフ。第7ゲームで痛烈なリターンエースを決めてリードを奪うと、勢いそのままに第9ゲームでもブレークを獲得。3時間5分の熱戦をものにした。
2年前の悪夢を払拭した。最後に両者が対戦した2022年全仏準決勝では、第2セット終盤に右足首の大ケガを負って無念の途中棄権を余儀なくされたズベレフ。その時の悔しさを胸に、今回の対決では終始安定したプレーを披露し、今季限りでの引退を示唆している“ローランギャロスの象徴”から価値ある勝利をつかみ取った。
開始直後の第1ゲームでポイントを先行したズベレフは、ナダルのドロップショットのミスやダブルフォールトに助けられる形でブレークスタート。第4ゲームでは2本のブレークポイントを握られるも、自身の2本のウイナーでしのぎ切りナダルに主導権を渡さない。ナダルが徐々にレベルを上げてくる中でも大崩れせずに自分のプレーを貫き、第9ゲームでは2度目のブレークに成功。6-3で第1セットを先取する。
反対に第2セットはズベレフが第5ゲームで先にサービスダウンを喫す苦しい展開。それでも以降は何とか食らいついていき、迎えた第10ゲームではナダルの浅い球をことごとく引き出して攻勢を仕掛け起死回生のブレークバックを果たす。続く第11ゲームはブレークポイントを2本セーブしてキープするも、第12ゲームではナダルのサービスを破れずタイブレークに突入する。
ここで優位に立ったのはズベレフ。一進一退の攻防が繰り広げられる中でミスを最小限に抑え、ナダルのディフェンスを打ち破ってミニブレークを先行。一時は追いつかれるも勝負どころで強さを発揮し、接戦の末に2セットアップとする。
迎えた第3セット、ナダルが先にブレークを果たせばズベレフも負けじとブレークを返す緊迫のシーソーゲームとなる。198センチの長身を生かして高い打点から積極的にナダルのボールを叩いていったズベレフ。第7ゲームで痛烈なリターンエースを決めてリードを奪うと、勢いそのままに第9ゲームでもブレークを獲得。3時間5分の熱戦をものにした。
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