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ウインブルドンで右ヒザを痛めたフルカチュが手術を決行!「目標はメダルを取ること」とパリ五輪に照準<SMASH>

中村光佑

2024.07.18

先のウインブルドン2回戦で右ヒザを負傷し、途中棄権したフルカチュ。五輪に備えて手術を受け、リハビリに励んでいることを報告。(C)Getty Images

 男子テニス世界ランク7位のフベルト・フルカチュ(ポーランド)が7月17日に自身の公式インスタグラム(@hubihurkacz)を更新。先日行なわれた今季3つ目のテニス四大大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/芝)で痛めた右ヒザの手術を、今週初めに決行したことを報告した。

 4月の「ミレニアム・エストリル・オープン」(ポルトガル・エストリル/クレー/ATP250)でツアー8勝目を飾り、芝シーズンでも6月の「テラ・ウォルトマン・オープン」(ドイツ・ハーレ/ATP500)で準優勝した27歳のフルカチュ。好調を維持していた彼を悲劇が襲ったのは、先のウインブルドン2回戦でのことだった。

 20歳の新鋭アルテュール・フィス(フランス/現28位)と対戦したフルカチュは、6-7 (2)、4-6、6-2とリードされて迎えた第4セットのタイブレーク終盤、ネット前で相手の痛烈なショットをボレーで返そうとボールに飛びついた際に、右ヒザから着地して同箇所を負傷。無念の途中棄権を余儀なくされた。
 
 ケガの状態が心配されていた中、今回の投稿でフルカチュはリハビリ中の映像を添え、「今週の月曜日(15日)にヒザの手術を受けました」と報告。

「すでに体調は良くなってきており、チームと私は毎日リハビリに多くの時間を費やしています」とし、最後には単複でエントリーしているパリ五輪(テニス競技は7月27日~8月4日/クレー)の出場と初のメダル獲得へ意欲を示した。

「オリンピックで自国を代表してプレーすることは全てのアスリートの夢です。五輪のコートに立つ最終決定を下す前に、完全に体調を整えて準備ができていることを確認したいと思っています。目標は出場することだけでなく、自国のためにメダルを取ることです」

 約1週間後に開幕を迎えるパリ五輪。何とかそれまでにフルカチュのヒザが万全の状態になることを願うばかりだ。

文●中村光佑

【動画】手術を報告しリハビリの様子を公開したフルカチュのインスタグラム

【連続写真】ラケット面を下に向けてテイクバックするフルカチュの鋭いフォアハンド

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【動画】手術を報告しリハビリの様子を公開したフルカチュのインスタグラム

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