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国内テニス

「W15札幌 大東建託オープン」シングルスは19歳の虫賀心央が準優勝!ダブルスは秋田史帆/チェ・ジヒペアが優勝を飾る<SMASH>

スマッシュ編集部

2024.07.28

虫賀(左)は決勝で韓国の選手にストレートで敗退し準優勝。秋田/チェ・ジヒ(右)は宮本/永田との2時間越えの熱戦を制し栄冠を手にした。写真:(C)JWT50

虫賀(左)は決勝で韓国の選手にストレートで敗退し準優勝。秋田/チェ・ジヒ(右)は宮本/永田との2時間越えの熱戦を制し栄冠を手にした。写真:(C)JWT50

 2週にわたり開催される女子テニスのITF(国際テニス連盟)ワールドツアー「W15札幌 大東建託オープン supported by JWT50」(W15/賞金総額15,000ドル/ハードコート)。その1週目となる「WEEK1」のシングルス決勝が28日に北海道札幌市・平岸庭球場で行なわれ、第3シードの虫賀心央(世界ランク590位)が準優勝を収めた。

 この大会は日本女子テニスのレジェンドである伊達公子さんや杉山愛さんらで構成する「Japan Women's Tennis Top50 Club」(JWT50)が、世界への登竜門として作ったITFツアーのうちの1つ。今回の札幌大会は、WEEK1(7月22日~28日)、WEEK2(7月29日~8月4日)と、同一会場で2大会続けて開催中。選手の移動負荷が少なく、遠征費も削減され、より多くのプレーヤーがエントリーしやすくなっている。

 今年5月の「W15福井 大東建託オープン」でITFツアー初タイトルを獲得している虫賀。今大会は2回戦で愛央(同822位)との姉妹対決を制し、シード選手らしい勝ち上がりを見せた。
 
 迎えた決勝では第5シードのイ・ウネ(同701位/韓国)と対戦。第1セットは第6ゲームで先にブレークに成功するが、直後の第7ゲームでブレークバックを許してしまう。第12ゲームでは4度のデュースの末に痛恨のサービスゲームダウンを喫し、5-7で奪われる。

 続く第2セットでは、第1ゲームでいきなりブレークを献上するが、第2ゲームですかさずブレークバックに成功。しかし、ファーストサービスのポイント取得率が36%と上がらず、第7、9ゲームでブレークを許し3-6で惜しくも準決勝に終わった。

 なお、同日に行なわれたダブルス決勝は、第2シードの秋田史帆/チェ・ジヒ(韓国)が第3シードの宮本愛弓/永田杏里に7-6(5)、6-7(5)、10-8の大熱戦の末に勝利。秋田は2015年のシャルムエルシェイク(エジプトの都市)大会以来3度目のダブルスタイトルを獲得した。

構成●スマッシュ編集部

【PHOTO】全日本テニス選手権本戦2023、虫賀心央はじめ登場した注目選手を厳選ショットで特集!

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