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【パリ五輪】ダニエル太郎が今大会を回顧「人生的には勝ちの気分、テニス的にはものすごく辛かった」<SMASH>

スマッシュ編集部

2024.07.30

今回の五輪ではシングルスとダブルスの両種目で初戦敗戦を喫したダニエルが複雑な胸の内を明かした。(C)Getty Images

 現在開催中のパリ五輪のテニス競技で日本代表として戦ったダニエル太郎(世界ランク90位)が、7月29日~30日に自身のXとインスタグラムを更新。不完全燃焼に終わった今大会を振り返った。

 リオと東京に続いて3大会連続で五輪出場を果たしたダニエル。今大会は2種目に出場したが、シングルスは第6シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)に5-7、1-6で敗れ、錦織圭と組んだ男子ダブルスではアンディ・マリー/ダニエル・エバンス(イギリス)に一時は5本のマッチポイントを握りつつも取り切れず、6-2、6-7(5)、9-11で逆転負けを喫し、単複ともに初戦敗退に終わった。

 公開されたX(@tarodaniel93)には「自分のオリンピックは終わり。短くいうと人生的には勝ちの気分、テニス的にはものすごく辛かったです。今も正直落ち込んでいますが貴重な要素が色々含まれていたオリンピックでした。チームジャパンの皆んな引き続き応援しています!ありがとうございました」と、悔しさを滲ませつつもダニエルらしい独特な表現でポジティブな面も見せている。
 
 一方、インスタグラム(@tarodaniel)には「自分のパリ五輪が終わりました。最近惜しい試合を負ける事が多くテニス的にはとても辛い時期です。今も落ち込んでるけど自分の底では人生では勝ちと感じます。人生では勝ち負けなんかないか! 家族、チーム、ファンの皆さん、それから今週はチームジャパンの皆ありがとう!残りのアスリート達頑張ってください!」とコメント。

 そして、メッセージとともに開会式のパレードを楽しむ様子や、チームジャパンの集合写真、錦織とのダブルスなど、選手ならではの貴重な写真や動画も投稿。多くのフォロワーを楽しませている。

 残念ながら思うような結果を出せなかったダニエルだが、「人生的には勝ちの気分」の言葉を糧にこの悔しさ乗り越え、シーズン後半戦で再び存在感を示してほしい。

 なお、パリ五輪テニスの日本勢は、女子ダブルスの青山修子/柴原瑛菜、混合ダブルスの錦織/柴原がともに1回戦を突破している。日本代表の最後の砦となる2組には、さらなる躍進を期待したい。

構成●スマッシュ編集部

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