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女王バーティーが復調!アデレード国際を制して全豪へ。急上昇中のリバキナはツアー2勝目【テニスWTAツアー】

スマッシュ編集部

2020.01.20

ホームの声援を受けて優勝を果たしたバーティー(左)と、昨シーズンから好調を維持するリバキナ(C)GettyImages

 1月12日~18日に開催されたアデレード国際女子(プレミア/オーストラリア・アデレード)は18日、シングルス決勝が行なわれ、第1シードのアシュリー・バーティー(オーストラリア)がノーシードのダヤナ・ヤストレムスカ(ウクライナ)に6-2、7-5で勝利し、8つ目のタイトルを獲得した。

 同じ第1シードで臨んだ前週のブリスベン国際では、まさかの初戦敗退を喫していたバーティーだったが、今大会では世界No.1の実力を発揮。ホームの声援を受けて、ウクライナ期待の19歳を1時間26分で下した。

「試合を経るごとにどんどん良くなっていった」と語るバーティーは、今週の全豪オープンでも第1シードとして出場する。トップシードで迎えるホームの大舞台について「名前の横の数字に関係なく、チャレンジして、その結果を楽しみたい」と意気込んだ。
 
 同週のホバート国際(インターナショナル/オーストラリア・ホバート)では、決勝で、第3シードのエレナ・リバキナ(カザフスタン)が、第4シードのジャン・シューアイ(中国)を7-6(7)、6-3で下して優勝を果たした。

 開幕戦の深センオープンでは、惜しくも準優勝となったリバキナだが「深センの決勝ではチャンスがありながら負けてしまった。だから今回のこの結果には本当に満足しています」と喜びを語った。

 昨年7月のブカレストでのツアー初優勝以降、39試合を戦い、30試合で勝利を収めている彼女は、106位だったランキングを急上昇させ、現在キャリアハイの26位につけている。

■1月13日週のWTA試合結果■
●アデレード国際/プレミア
開催地:オーストラリア(アデレード)
賞金総額:78万2900ドル
A・バーティー[1](オーストラリア)6-2 7-5 D・ヤストレムスカ(ウクライナ)

●ホバート国際/インターナショナル
開催地:オーストラリア(ホバート)
賞金総額:25万1750ドル
E・リバキナ[3](カザフスタン)7-6(7) 6-3 S・シューアイ[4](中国)

■1月20日週のWTAツアースケジュール■
●全豪オープン/オーストラリア・メルボルン/GS(20日~2月2日)

構成●スマッシュ編集部

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