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海外テニス

昨年覇者の大坂なおみが、まさかの3回戦負け…15歳の天才少女にストレートで完敗【全豪オープンテニス】

スマッシュ編集部

2020.01.24

ストロークの精度がなかなか上がらなかった大坂なおみ。写真=山崎賢人(THE DIGEST写真部)

ストロークの精度がなかなか上がらなかった大坂なおみ。写真=山崎賢人(THE DIGEST写真部)

 2020年シーズン最初のグランドスラム大会、全豪オープン(オーストラリア・メルボルン)で、24日に3回戦が行なわれ、前回大会覇者の大坂なおみがココ・ガウフ(アメリカ)に3-6、4-6のストレートで敗れて、3回戦で姿を消した。

 前回の対戦は昨年の全米オープン3回戦で、大坂なおみが6-3、6-0で勝利。アメリカの期待を背負って戦っていた15歳のガウフは試合後に涙し、大坂はそんな彼女に一緒にインタビューを受けようと提案するシーンがあった。

 この試合は、センターコート(ロッドレーバー アリーナ)のナイトセッションに組まれた。その点からも注目度の高さがうかがえる。才能溢れる2人は集中した様子でコートに入り、試合はガウフのサービスからスタートした。
 
 3-4までキープが続いていたが、8ゲーム目の大坂のサービスゲームで、スマッシュが惜しくもアウトしたり、バックのストレートをネットにかけて、ブレークポイントを握られる。そのポイントもバックがネットして、3-6で第1セットを失った。

 第2セットの第1ゲーム。大坂は簡単なボレーをネットするなどミスが続いてゲームを落としてしまう。しかし、調子は上がらない状態ながら、次のゲームでブレークバックしてタイに戻した。しかし、3-3の大坂のサービスゲームで再びブレークをされて、3-4のピンチに陥る。

 ガウフは5-4のサービスで攻撃する。大坂は復調できずリターンのミスが続き、1時間7分で全豪オープンから姿を消すことになった。

 アンフォースドエラーの数はガウフの17本に対し、大坂は30本。ファーストサービスのスピードの平均は2人ともほぼ変わらなかったが、確率はガウフの75%に対し、69%だった。

構成●スマッシュ編集部

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