男子テニスツアー「ダラス・オープン」(2月3日~9日/アメリカ・ダラス/室内ハードコート/ATP500)では、現地時間2月8日にシングルス準決勝を実施。第2シードのキャスパー・ルード(ノルウェー/世界ランク5位)がジャウメ・ムナール(スペイン/同64位)を6-2、2-6、7-6(4)のフルセットで下し、今季初優勝に大手をかけた。
今大会、ルードは鼻に黒いテープを貼って試合に臨んでいるが、これがにわかに話題を呼んでいる。この黒いテープは鼻孔拡張テープと呼ばれるもので、日本でも薬局で目にすることが多く、鼻づまりで寝苦しい夜に使用した経験があるという人も多いだろう。
英国メディア『Express』によると、試合後のインタビューで「ノルウェーの家にいるとき、寒い冬に目が覚めるといつも鼻が詰まっていた」と明かしたルード。そういった日常的なシーンでは、これまでも頻繁に鼻孔拡張テープを使用していたようだ。
それが試合でも活用できるのではと考えた彼は「鼻からもう少し空気を入れてみて、どうなるか試してみようと思ったんだ」と、コート上での使用を始めたという。
するとこれが予想以上の効果を発揮。ルードは「実際とてもうまくいっているよ。鼻からの酸素が少し増えるだけで、呼吸が改善されたように感じるんだ。プラシーボ(薬効成分を含まない偽薬)かもしれないけれど、それでいいプレーができるんだから、このまま続けるつもりだよ」と絶賛している。
なお今週は、同様のテープをカルロス・アルカラス(スペイン/同3位)も使用しており、「ABNアムロ・オープン」(2月3日~9日/オランダ・ロッテルダム/室内ハードコート/ATP500)で決勝まで勝ち上がっている。彼の場合は全豪オープンの後に風邪をひいてしまったようで、その影響から使用を始めたようだ。
アルカラスも今大会の初戦から鼻孔拡張テープの使用を続けており、効果を実感しているということだろう。見た目のインパクトも相まって男子テニスの新たなトレンドになるかもしれない。
構成●スマッシュ編集部
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英国メディア『Express』によると、試合後のインタビューで「ノルウェーの家にいるとき、寒い冬に目が覚めるといつも鼻が詰まっていた」と明かしたルード。そういった日常的なシーンでは、これまでも頻繁に鼻孔拡張テープを使用していたようだ。
それが試合でも活用できるのではと考えた彼は「鼻からもう少し空気を入れてみて、どうなるか試してみようと思ったんだ」と、コート上での使用を始めたという。
するとこれが予想以上の効果を発揮。ルードは「実際とてもうまくいっているよ。鼻からの酸素が少し増えるだけで、呼吸が改善されたように感じるんだ。プラシーボ(薬効成分を含まない偽薬)かもしれないけれど、それでいいプレーができるんだから、このまま続けるつもりだよ」と絶賛している。
なお今週は、同様のテープをカルロス・アルカラス(スペイン/同3位)も使用しており、「ABNアムロ・オープン」(2月3日~9日/オランダ・ロッテルダム/室内ハードコート/ATP500)で決勝まで勝ち上がっている。彼の場合は全豪オープンの後に風邪をひいてしまったようで、その影響から使用を始めたようだ。
アルカラスも今大会の初戦から鼻孔拡張テープの使用を続けており、効果を実感しているということだろう。見た目のインパクトも相まって男子テニスの新たなトレンドになるかもしれない。
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