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海外テニス

今季好調の西岡良仁、世界5位ルードに善戦も途中棄権でダラスOPベスト4進出ならず<SMASH>

スマッシュ編集部

2025.02.08

ルードとの熱戦を演じた西岡だが、第2セット中盤で左肩を負傷し途中棄権を余儀なくされた。(C)Getty Images

ルードとの熱戦を演じた西岡だが、第2セット中盤で左肩を負傷し途中棄権を余儀なくされた。(C)Getty Images

 男子テニスツアーのATP500シリーズ「ダラス・オープン」(2月3日~9日/アメリカ・ダラス/室内ハードコート)は現地7日の大会5日目にシングルス準々決勝が行なわれ、日本のトップランカー、西岡良仁(世界ランキング67位)が第2シードのキャスパー・ルード(ノルウェー/同5位)と対戦。西岡が5-7、2-3の時点で途中棄権を表明し、残念ながらベスト4進出はならなかった。

 今季好調を維持している西岡。先週末にシングルスで出場した男子国別対抗戦「デビスカップ・ファイナル予選1回戦/日本対イギリス」(日本・兵庫/室内ハード/以下デ杯)では、エースとしてチームを牽引した。第1試合ではビリー・ハリス(同129位)に快勝。1勝2敗と追い込まれた第4試合ではジェイコブ・ファーンリー(同78位)との接戦を勝ち切り、チームの勝利に大きく貢献していた。

 デ杯でつかんだ勢いそのままに、今大会も西岡らしい頭脳的なプレーで躍動。1回戦でブランドン・ナカシマ(アメリカ/同42位)に6-4、7-6(6)のストレート勝利。2回戦では第5シードのフランシス・ティアフォー(アメリカ/同18位)に3-6、6-4、6-4の逆転勝利を収め、今季ツアー初のベスト8進出を果たす。
 
 そして準々決勝で顔を合わせたのは、四大大会で3度の準優勝(2022、23年の全仏、22年の全米)を果たしているルード。そんな強敵を相手に西岡は第1ゲームでいきなりブレークに成功。緩急をつけたショットで揺さぶりをかけ、サービスゲームをキープし5-3とリードする。しかし第10ゲームでブレークを許すと、息を吹き返したルードに第12ゲームもブレークを奪われ、第1セットを5-7で先行される。

 続く第2セットでは、第5ゲーム終了後にメディカルタイムアウトを要求。負傷した左肩を治療した西岡は、直後の第6ゲームのサービスゲームで0-30となった時点で途中棄権を表明し、無念の準々決勝敗退となった。

 デ杯からの連戦が続いた影響か、左肩の状態が懸念される西岡。来週はATP250シリーズの「デルレイビーチ・オープン」(2月10日~16日/アメリカ・デルレイビーチ/ハード)の出場を予定しているが、果たしてケガの回復は間に合うのだろうか。

構成●スマッシュ編集部

【動画】ダラスOPの準々決勝ハイライト!西岡VSルードは6:07~

【画像】西岡良仁が第5シードのティアフォーに逆転勝利!今季ツアー初のベスト8進出!!|ダラスOP

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