男子テニスの国別対抗戦「2025デビスカップ（デ杯）」ファイナル予選２回戦の日本対ドイツ戦が、９月12日(金)・13日(土)に有明コロシアム（東京都江東区）で開催されることが決まった。２月18日に日本テニス協会が発表した。試合は屋根を閉めた状態で行なわれる。

　デ杯は“テニスのワールドカップ”と称される団体戦。11月に開催される最高峰の「ファイナル８」の出場権を懸けて、ファイナル予選１、２回戦が組まれている。試合はそれぞれ２日かけて行なわれ、初日にシングルス２試合（両国のNo.１対No.２）、２日目にダブルス１試合とシングルス２試合（No.１同士、No.２同士）を実施、先に３勝した国が勝ちとなる。

　日本は26カ国が出場したファイナル予選１回戦（１月31日・２月１日）でブルボンビーンズドーム（兵庫県三木市）にイギリスを迎え撃ち、西岡良仁（世界ランク62位）、錦織圭（72位）らの活躍により３勝２敗で勝利。イギリスから歴史的な初白星を挙げるとともに、２回戦進出を決めていた。

　相手のドイツはファイナル予選１回戦でイスラエルに３勝１敗で勝利。アレクサンダー・ズベレフ（世界２位）はじめ主力は欠場したが、ヤニック・ハンフマン（101位）、ケビン・クラビーツ（複５位）、ティム・プッツ（複６位）らのメンバーで手堅く勝利した。
  　日本はドイツに対して過去１勝０敗だが、1933年の対戦で参考にはならない。国別ランキングでは日本が22位、ドイツが４位と水をあけられており、昨年のデ杯ではドイツはファイナル４強まで進出している。日本は2019年以来６年ぶりのデ杯ファイナルを目指し、この強豪を聖地有明に迎える。

　なお、両国のランキング上位選手は以下の通り（※出場選手ではありません）。

■日本
西岡良仁（単62位）
錦織圭（単72位）
ダニエル太郎（単117位）
内山靖崇（単160位）
柚木武（複145位）
上杉海斗（複148位）

■ドイツ
アレクサンダー・ズベレフ（単２位）
ヤン-レナード・ストルフ（単44位）
ダニエル・アルトマイヤー（単74位）
ヤニック・ハンフマン（単101位）
ケビン・クラビーツ（複５位）
ティム・プッツ（複６位）

構成●スマッシュ編集部

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