現在行なわれている女子テニスツアーのWTA500シリーズ「クレジット・ワン・チャールストン・オープン」(3月31日~4月6日/アメリカ・チャールストン/クレーコート)のシングルスに第2シードで出場している世界ランク5位のマディソン・キーズ(アメリカ)が、初戦勝利後の記者会見でクレーコートへの苦手意識を克服しつつあると手応えを口にした。
今大会でクレーシーズン初戦を迎えたキーズは、現地1日に行なわれた2回戦(シード勢は1回戦免除)で同胞のキャロライン・ドルハイド(73位)と対戦。苦戦を強いられるも6-3、7-6(4)で勝利し、3回戦進出を決めた。会見でキーズは試合内容を振り返りつつ、次のように喜びを語った。
「最後までかなりいいプレーができた。終盤で少し消極的になってしまい、キャロラインも非常にレベルが上がったとは思うけど、全体的にはストレートで勝てて本当にうれしい」
30歳のキーズはこれまでにシングルスでツアー10勝を挙げており、今年1月の「全豪オープン」では四大大会初優勝という名誉あるタイトルを獲得。同時に2023年シーズン以来のトップ10復帰も果たした。数々の若手が台頭している中で女子ツアーを牽引し続ける姿は非常に印象的だ。
しかしそんな彼女もクレーコートには長く苦手意識を抱いていた。同サーフェスで獲得したタイトルは19年の「チャールストン・オープン」と昨年5月の「ストラスブール国際」(WTA250)の2つのみ。四大大会「全仏オープン」でも12度本戦に出場し、うち8度は3回戦までに敗れている。キーズ自身もかつてはクレーシーズンを「芝シーズンまでの調整期間」としか考えていなかったそうだ。
ところが最近になって、クレーに愛着が湧いてきたとキーズ。昨季から考え方に変化が生じたと明かす。
「昨年から私は自分を“クレーコートのスペシャリスト”だと思うことにした。今年もそのマインドを保っていきたい。実際、長年の経験を経て、クレーでもかなり良いプレーができると思えるようになった。動きも悪くないと思う。もうクレーを嫌がるのはやめて、“好き”だと言うことにしたわ」
苦手だったクレーでも自信が芽生えた理由についてキーズは、自身の夫でコーチのビヨン・フタタンジェロ氏の存在が大きいと語る。かつてプロ選手だった同氏は11年の全仏オープン・ジュニア決勝で元世界3位のドミニク・ティーム(オーストリア/昨秋引退)を破って優勝した輝かしい実績があり、クレーのチャレンジャー(下部大会)でも6度の優勝を経験しているのだ。
最後にキーズは日々温かいサポートを受けているフラタンジェロ氏への感謝を込めてこう締めくくった。
「私たちはプレースタイルがかなり違うから難しい部分もあって、話し合いが必要になることもある。それでもうまくバランスを取れているし、彼は私のプレースタイルを大きく変えすぎることなく、全てのサーフェスに適応する手助けをしてくれている」
今年のクレーシーズンはどんなプレーを見せてくれるか。キーズの活躍に期待だ。
文●中村光佑
【動画】キーズがドルハイドとの接戦を制す! チャールストンOP2回戦のハイライト
【画像】キーズがサバレンカとの激闘を制し悲願の四大大会初優勝!|全豪オープン2025女子シングルス決勝
【関連記事】並みいる実力者たちを打ち破ったキーズが悲願の全豪オープン初優勝!「この結果をずっと待ち望んでいた」<SMASH>
今大会でクレーシーズン初戦を迎えたキーズは、現地1日に行なわれた2回戦(シード勢は1回戦免除)で同胞のキャロライン・ドルハイド(73位)と対戦。苦戦を強いられるも6-3、7-6(4)で勝利し、3回戦進出を決めた。会見でキーズは試合内容を振り返りつつ、次のように喜びを語った。
「最後までかなりいいプレーができた。終盤で少し消極的になってしまい、キャロラインも非常にレベルが上がったとは思うけど、全体的にはストレートで勝てて本当にうれしい」
30歳のキーズはこれまでにシングルスでツアー10勝を挙げており、今年1月の「全豪オープン」では四大大会初優勝という名誉あるタイトルを獲得。同時に2023年シーズン以来のトップ10復帰も果たした。数々の若手が台頭している中で女子ツアーを牽引し続ける姿は非常に印象的だ。
しかしそんな彼女もクレーコートには長く苦手意識を抱いていた。同サーフェスで獲得したタイトルは19年の「チャールストン・オープン」と昨年5月の「ストラスブール国際」(WTA250)の2つのみ。四大大会「全仏オープン」でも12度本戦に出場し、うち8度は3回戦までに敗れている。キーズ自身もかつてはクレーシーズンを「芝シーズンまでの調整期間」としか考えていなかったそうだ。
ところが最近になって、クレーに愛着が湧いてきたとキーズ。昨季から考え方に変化が生じたと明かす。
「昨年から私は自分を“クレーコートのスペシャリスト”だと思うことにした。今年もそのマインドを保っていきたい。実際、長年の経験を経て、クレーでもかなり良いプレーができると思えるようになった。動きも悪くないと思う。もうクレーを嫌がるのはやめて、“好き”だと言うことにしたわ」
苦手だったクレーでも自信が芽生えた理由についてキーズは、自身の夫でコーチのビヨン・フタタンジェロ氏の存在が大きいと語る。かつてプロ選手だった同氏は11年の全仏オープン・ジュニア決勝で元世界3位のドミニク・ティーム(オーストリア/昨秋引退)を破って優勝した輝かしい実績があり、クレーのチャレンジャー(下部大会)でも6度の優勝を経験しているのだ。
最後にキーズは日々温かいサポートを受けているフラタンジェロ氏への感謝を込めてこう締めくくった。
「私たちはプレースタイルがかなり違うから難しい部分もあって、話し合いが必要になることもある。それでもうまくバランスを取れているし、彼は私のプレースタイルを大きく変えすぎることなく、全てのサーフェスに適応する手助けをしてくれている」
今年のクレーシーズンはどんなプレーを見せてくれるか。キーズの活躍に期待だ。
文●中村光佑
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