男子テニスツアーのATP250シリーズ「フェイズ・サロフィム・全米男子クレーコート選手権」(3月31日~4月6日/アメリカ・ヒューストン/クレーコート)は現地1日にシングルス1回戦が行なわれ、センターコート第5試合に第8シードで元世界ランク4位の錦織圭(現66位)が登場。予選勝者のミッチェル・クルーガー(アメリカ/同141位)を6-4、6-2で下し、2回戦へ駒を進めた。
3月初めに参戦したツアー大会「BNPパリバ・オープン」(ATP1000)で2回戦敗退を喫すも、直後に出場した下部大会「アリゾナ・テニス・クラシック」(CH175)でベスト4入りし、約2年半ぶりに日本勢トップランクに躍り出た35歳の錦織。しかし出場予定だった先日のマスターズ1000シリーズ「マイアミ・オープン」はコンディション不良を理由に欠場していた。
錦織にとっては今大会がクレーシーズン初戦。全米男子クレーコート選手権でプレーするのは14年ぶり3度目で、最後に出場した2011年には準優勝を飾っている。ちなみに錦織がツアー大会本戦にシードとして参戦するのは21年3月のマイアミ以来約4年ぶりだ。
1回戦で錦織が対峙したのは予選2試合を勝ち上がった31歳のクルーガー。両者は23年6月の下部大会「カリビアン・オープン」(CH75)2回戦で1度だけ対戦しており、この時は錦織が4-6、6-3、6-2で勝利していた。
試合は立ち上がりから錦織が力強いフォアハンドを軸としたアグレッシブなプレーで主導権を握り、第1ゲームでいきなりブレークに成功。セット後半の第8ゲームでギアを上げてきたクルーガーの鋭いショットに押されてブレークバックを喫したものの、直後の第9ゲームでは錦織が持ち前の攻撃的なリターンで2度目のブレークを果たし、次のゲームを難なくキープして39分で第1セットを先取した。
続く第2セットは錦織が圧巻のプレーを披露した。第3ゲームで立て続けにフォアのウィナーを決めて先にブレークすると、第4ゲームでは代名詞の“エアK”も飛び出し、会場を盛り上げながらゲームをコントロール。第7ゲームでもブレークを獲得し、1時間14分で試合を締めた。
この試合では強化中のサービスも冴えた。計4本のエースを記録し、ファーストサービスの確率、ポイント獲得率は共に77%と8割近い数字をマーク。それを踏まえて錦織は試合後のオンコートインタビューで次のように手応えを口にした。
「今日はサービスが良かった。それが勝利のキーポイントになったと思う。今日は全体的にプレーが良かったし、全てのショットがいい感じで打てたことに満足している」
そして最後には10年以上の時を経てヒューストンに戻ってきたことについて「素晴らしいカムバックになった。ここは素晴らしい街だし、素晴らしい人たちもいる。ヒューストンは久しぶりだけど、良い思い出もあるから、今週は楽しみたい」と締めくくった。
2回戦では元世界29位のクリストファー・ユーバンクス(アメリカ/現117位)と対戦する錦織。次戦も奮闘を期待したい。
文●中村光佑
【動画】錦織がクルーガーに快勝し好スタート! 全米クレーコート選手権2日目のハイライト(錦織戦は8分40秒頃~)
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3月初めに参戦したツアー大会「BNPパリバ・オープン」(ATP1000)で2回戦敗退を喫すも、直後に出場した下部大会「アリゾナ・テニス・クラシック」(CH175)でベスト4入りし、約2年半ぶりに日本勢トップランクに躍り出た35歳の錦織。しかし出場予定だった先日のマスターズ1000シリーズ「マイアミ・オープン」はコンディション不良を理由に欠場していた。
錦織にとっては今大会がクレーシーズン初戦。全米男子クレーコート選手権でプレーするのは14年ぶり3度目で、最後に出場した2011年には準優勝を飾っている。ちなみに錦織がツアー大会本戦にシードとして参戦するのは21年3月のマイアミ以来約4年ぶりだ。
1回戦で錦織が対峙したのは予選2試合を勝ち上がった31歳のクルーガー。両者は23年6月の下部大会「カリビアン・オープン」(CH75)2回戦で1度だけ対戦しており、この時は錦織が4-6、6-3、6-2で勝利していた。
試合は立ち上がりから錦織が力強いフォアハンドを軸としたアグレッシブなプレーで主導権を握り、第1ゲームでいきなりブレークに成功。セット後半の第8ゲームでギアを上げてきたクルーガーの鋭いショットに押されてブレークバックを喫したものの、直後の第9ゲームでは錦織が持ち前の攻撃的なリターンで2度目のブレークを果たし、次のゲームを難なくキープして39分で第1セットを先取した。
続く第2セットは錦織が圧巻のプレーを披露した。第3ゲームで立て続けにフォアのウィナーを決めて先にブレークすると、第4ゲームでは代名詞の“エアK”も飛び出し、会場を盛り上げながらゲームをコントロール。第7ゲームでもブレークを獲得し、1時間14分で試合を締めた。
この試合では強化中のサービスも冴えた。計4本のエースを記録し、ファーストサービスの確率、ポイント獲得率は共に77%と8割近い数字をマーク。それを踏まえて錦織は試合後のオンコートインタビューで次のように手応えを口にした。
「今日はサービスが良かった。それが勝利のキーポイントになったと思う。今日は全体的にプレーが良かったし、全てのショットがいい感じで打てたことに満足している」
そして最後には10年以上の時を経てヒューストンに戻ってきたことについて「素晴らしいカムバックになった。ここは素晴らしい街だし、素晴らしい人たちもいる。ヒューストンは久しぶりだけど、良い思い出もあるから、今週は楽しみたい」と締めくくった。
2回戦では元世界29位のクリストファー・ユーバンクス(アメリカ/現117位)と対戦する錦織。次戦も奮闘を期待したい。
文●中村光佑
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