女子テニス元世界ランキング１位のキャロライン・ウォズニアッキ（デンマーク／現133位）が、４月７日に自身の公式インスタグラムを更新。３人目の赤ちゃんを妊娠していることを発表した。

　2018年の全豪オープン（四大大会）を含め、シングルスで30回のツアー優勝を誇るウォズニアッキは、19年に元NBA選手のデビッド・リー氏と結婚。20年の全豪オープンを最後に一度現役から退き、21年６月に第一子となるオリビアちゃん、22年10月にジェームズ君を出産している。

　そして、「年齢や役割に関係なく、夢を追い求めることができるのを子どもたちに見せたい」として23年に約３年半ぶりの現役復帰を果たすと、24年は「BNPパリバ・オープン」（WTA1000）や「バート・ホンブルク・オープン」（WTA500）でベスト８入り、「全米オープン」（四大大会）では４回戦に進出した。
  　以降はツアーから離れていたが、３人目の子どもを授かったようだ。

　このほど更新されたインスタグラムには、「正式にゾーン・ディフェンス（バスケットボールの戦術）に切り替わります！ 私たち家族は、もうすぐ３人目の赤ちゃんを迎えることを楽しみにしています！」と綴り、ビーチで撮影されたファミリー写真を添えた。笑顔いっぱいの４人、そしてオリビアちゃんはお腹のエコー画像を大事に抱えており、幸せな１枚となっている。

　このハッピーなニュースには祝福コメントが溢れており、アグニエスカ・ラドワンスカ（元２位／ポーランド）、アンジェリーク・ケルバー（元１位／ドイツ）、ユージェニー・ブシャール（元５位／カナダ）、サビーネ・リシッキ（元12位／ドイツ）といった現在は現役を退いているかつてのライバルたちもお祝いのコメントを寄せている。

　果たして3人目を出産したのち、ウォズニアッキは再びツアーに復帰するのか。実力はあるだけに今後の活動も気になるところだ。

構成●スマッシュ編集部

【関連記事】全米OPで好調のウォズニアッキが選手生活と母親業の両立を語る「子どもたちから離れることに罪悪感を抱かないようにしている」＜SMASH＞

【関連記事】全仏ワイルドカードを逸した元１位ウォズニアッキの父親が「全てが人間関係で決まる」とブチギレ！ 出産選手への無配慮を批判＜SMASH＞

【関連記事】女子テニス元世界４位のベンチッチが産後復帰わずか４カ月でツアー優勝飾る！「全力を尽くした。本当に感動している」＜SMASH＞