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海外テニス

世界6位ドレイパーが大の苦手としているクレーコートシーズンへ向けて意欲!「この1カ月で手応えをつかみたい」<SMASH>

スマッシュ編集部

2025.04.08

23歳のドレイパーがクレーへの苦手意識を語りつつ、「今年は良いプレーができると信じている」と意気込みを語った。(C)Getty Images

23歳のドレイパーがクレーへの苦手意識を語りつつ、「今年は良いプレーができると信じている」と意気込みを語った。(C)Getty Images

 男子テニス世界ランキング6位のジャック・ドレイパー(イギリス)が、苦手としているクレーコートシーズンへ向け「良い成績を収められるように努めたい」とポジティブな言葉を口にした。

 左利きを生かしたサービス、パワーとコントロールを兼ね備えたストロークを武器に着々と実力を付けている23歳のドレイパー。先月の男子テニスツアー「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ/ハードコート)ではATPマスターズ1000初優勝を飾り、一躍脚光を浴びた。

 大会後に更新された世界ランキングでは自身初のトップ10入りも果たし、「(優勝は)大きな自信になった。不可能だと思っていたことをやり遂げ、目標が現実になるのはとても重要なことだ」と確かな手応えを得ている。

 ハードコート、芝など球足の速いサーフェスで力を発揮しているが、球足の遅いクレーコートは大の苦手としている。ATPツアーではこれまでに4試合しか勝利を挙げておらず、「全仏オープン」(フランス・パリ/四大大会)に限っては初戦を1度も突破できていない。
 
 現在開催中の「ロレックス・モンテカルロ・マスターズ」(4月6日~13日/モナコ・モンテカルロ/クレーコート/ATP1000)に第5シードで出場しているドレイパーは、大会前に英メディア『The Guardian』のインタビューに回答。その中でクレーへの苦手意識について率直に語りつつ、プレーの質が上がってきていると明かした。

「このサーフェスでは、まだ自信を得ることはできていないけど、この1カ月で手応えをつかみたい。そうすれば残りのシーズンに向けてさらに良い準備ができると思っている。

 クレーコートでの課題はたくさんある。でもここでの手応えは時間や経験と共に得られるものだと思う。自分のプレーは常に向上していると思うし、より戦術面を意識するようになりフィジカルも強くなっている。今年はクレーコートシーズンで良いプレーができると信じている」

 なお今大会ドレイパーは、初戦となる2回戦で世界ランキング45位のマルコス・ギロン(アメリカ)と対戦する。今年のクレーシーズンでドレイパーがどんなプレーを見せてくれるのか非常に楽しみだ。

構成●スマッシュ編集部

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