専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
海外テニス

大谷翔平が女子テニス界の重鎮ビリー・ジーン・キング氏の偉業達成を祝福!BJK杯を戦う日本女子代表にはエールも<SMASH>

スマッシュ編集部

2025.04.10

大谷(左)がキング氏(右)の偉業を祝福するとともに、今週末に戦いを控える日本女子代表チームにエールを送った。(C)Getty Images

大谷(左)がキング氏(右)の偉業を祝福するとともに、今週末に戦いを控える日本女子代表チームにエールを送った。(C)Getty Images

  野球界の大スターである大谷翔平が、女子テニス界のレジェンドであるビリー・ジーン・キング氏(アメリカ/81歳)の偉業を祝福。さらに今週末、キング氏の名を冠した大会に出場する日本女子代表チームにはエールも送った。

 長きにわたり女子テニス界をけん引してきたキング氏は4月7日、米国ハリウッドの「ウォーク・オブ・フェイム」(映画やテレビで活躍した人の名を刻んた星形プレートが埋め込まれている歩道)のスポーツ・エンターテインメント部門で、女性初となる星形プレートを授与された。これを受け同氏は自身の公式インスタグラム(@ billiejeanking)を更新。「言葉では言い表せないほど光栄で感謝しています」と喜びを綴った。

 キング氏は四大大会で優勝39回(女子単・複・混合複)を誇り、1972年にキャリア・グランドスラムを達成するなど目覚ましい活躍をみせたが、引退後もスポーツと社会における女性の権利を守るべく精力的に活動を続けてきた。

 そして『ライフ』誌の「20世紀の最も重要なアメリカ人100人」の1人に選出されたり、女性初となる「大統領自由勲章」やアスリート初の「議会名誉黄金勲章」を受章するなど、数々の栄誉も手にしている。また、女子テニス協会(WTA)やビリー・ジーン・キング財団の創設者でもある。

 そんなキング氏は、大谷が所属する「ドジャース」の共同オーナーの1人でもあるため、2人は以前から親交があり、今回の祝福に至ったようだ。
 
 大谷は自身の公式インスタグラム(@shoheiohtani)のストーリーズ(24時間で自動消去される機能)に「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェイムのスター受賞、おめでとうございます」と綴り、キング氏とのツーショット写真を添えた。

 また、「今週行われるビリー・ジーン・キング・カップ(女子国別対抗戦/以下BJK杯)でもご健闘を祈ります」とキング氏の名を冠した大会についても言及。メッセージの最後には「日本代表の皆さん、頑張ってください!」とエールも送った。

 日本代表が挑む「BJK杯ファイナル予選」は6つのグループに分かれて10~13日に世界各地で開催。グループAに属する日本は、東京・有明で、内島萌夏(単51位、複112位)、伊藤あおい(単104位、複270位)、柴原瑛菜(単136位、複58位)、穂積絵莉(単1401位、複51位)、青山修子(単―位、複55位)の5名が、カナダとルーマニアを相手に12・13日の2日間にわたりラウンドロビン(総当たり戦)を戦う。

 グループ1位で通過すると「ファイナルズ」(決勝大会/9月16日~21日/中国・深セン)に出場できる重要な戦いだ。日本女子代表チームには、ホームのアドバンテージ、そして大谷からのエールも糧にして、ぜひとも勝利をつかんでほしい。

構成●スマッシュ編集部

【関連記事】BJK杯ファイナル予選、大坂なおみは外れ内島萌夏らを招集、伊藤あおいは初の日本代表入り「十分にチャンスある」と杉山監督<SMASH>

【関連記事】週末は有明でBJK杯!内島萌夏、柴原瑛菜、伊藤あおいら5名が挑む【4月6日からの大会・放映・配信予定】<SMASH>

【関連記事】加藤未唯が“スーパーアスリート”大谷翔平の投球を間近で見学し、「100億の剛腕を拝めました」と大興奮!<SMASH>
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号