東京・有明コロシアムで開催された女子テニス国別対抗戦「2025ビリー・ジーン・キング・カップ(BJK杯)」のファイナル予選は、4月13日に日本対カナダを実施。国別ランキング14位の日本が、2位のカナダに2-1で勝利を収め、世界8カ国のチームによる決勝大会「BJK杯 ファイナルズ」への切符を手にした。
18カ国が6つのグループに分かれて争われるファイナル予選で、グループAに属している日本は、ルーマニア、カナダの3カ国によるラウンドロビン(総当たり戦)を行なった。1位で通過すると「ファイナルズ」(9月16日~21日/中国・深セン)の出場権を得られ、2位と3位は「プレーオフ」(11月・日程未定/開催地未定)に回る重要な戦いだ。シングルス2試合、ダブルス1試合のうち、先に2勝したチームが勝利となる。
日本は12日に実施されたルーマニア戦で、シングルスの柴原瑛菜(世界ランキング136位)と内島萌夏(同51位)、ダブルスの青山修子(複55位)/穂積絵莉(複51位)の全員が勝利。これにより予選突破に向けて王手をかけていた。
そして迎えたカナダとの対戦は、前日のルーマニア戦で日本に勢いをもたらした柴原が第1試合に登場。対戦相手は18歳のビクトリア・エムボコ。今季333位でスタートさせたランキングを159位まで上げている成長株で、力強いサービスとストロークを武器としている。
両者の激しい攻防が繰り広げられた第1セット、第1ゲームでブレークを喫した柴原は、相手のサービスに反撃の糸口を見出せないまま、4-6でセットを落としてしまう。
それでも攻めの姿勢を持ち続け、隙あれば果敢にネットへ出てポイントにつなげていく柴原。第2セットは第3ゲームでブレークを許すも、直後の第4ゲームでブレークバックに成功する。そのままサービスキープが続きタイブレークへ。0-3と先行されるも、会場の熱い声援を力に変えた柴原が、2度のマッチポイントを凌ぎ7-6(8)で何とかセットをもぎ取った。
第3セットでは、勢いに乗った柴原が第1ゲームでブレークに成功。相手のボールの威力も落ち、このままの流れで勝利すると思われたが、「今までの良いテンポで打てなくなった」ことで柴原にミスが出始める。フットワークが嚙み合わず、第8、12ゲームでブレークを許し、5-7で惜敗となった。「とても残念な試合で、惜しいところまでいけたぶん悔しい」と振り返る。
18カ国が6つのグループに分かれて争われるファイナル予選で、グループAに属している日本は、ルーマニア、カナダの3カ国によるラウンドロビン(総当たり戦)を行なった。1位で通過すると「ファイナルズ」(9月16日~21日/中国・深セン)の出場権を得られ、2位と3位は「プレーオフ」(11月・日程未定/開催地未定)に回る重要な戦いだ。シングルス2試合、ダブルス1試合のうち、先に2勝したチームが勝利となる。
日本は12日に実施されたルーマニア戦で、シングルスの柴原瑛菜(世界ランキング136位)と内島萌夏(同51位)、ダブルスの青山修子(複55位)/穂積絵莉(複51位)の全員が勝利。これにより予選突破に向けて王手をかけていた。
そして迎えたカナダとの対戦は、前日のルーマニア戦で日本に勢いをもたらした柴原が第1試合に登場。対戦相手は18歳のビクトリア・エムボコ。今季333位でスタートさせたランキングを159位まで上げている成長株で、力強いサービスとストロークを武器としている。
両者の激しい攻防が繰り広げられた第1セット、第1ゲームでブレークを喫した柴原は、相手のサービスに反撃の糸口を見出せないまま、4-6でセットを落としてしまう。
それでも攻めの姿勢を持ち続け、隙あれば果敢にネットへ出てポイントにつなげていく柴原。第2セットは第3ゲームでブレークを許すも、直後の第4ゲームでブレークバックに成功する。そのままサービスキープが続きタイブレークへ。0-3と先行されるも、会場の熱い声援を力に変えた柴原が、2度のマッチポイントを凌ぎ7-6(8)で何とかセットをもぎ取った。
第3セットでは、勢いに乗った柴原が第1ゲームでブレークに成功。相手のボールの威力も落ち、このままの流れで勝利すると思われたが、「今までの良いテンポで打てなくなった」ことで柴原にミスが出始める。フットワークが嚙み合わず、第8、12ゲームでブレークを許し、5-7で惜敗となった。「とても残念な試合で、惜しいところまでいけたぶん悔しい」と振り返る。
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