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国内テニス

ダブルスは楠原悠介/中川舜祐が今季3勝目!シングルスは望月勇希が準優勝「BLUE SIX OPEN」Week1<SMASH>

スマッシュ編集部

2025.04.20

大阪初開催の「BLUE SIX OPEN」のWeek1では、楠原悠介(左端)と中川舜祐(左から2人目)がダブルス優勝。シングルスはファン・ツンハオ(同3人目)が優勝、望月勇希(右端)が準優勝を飾った。本大会は22日からWeek2を迎える。写真:ⒸBLUE SIX OPEN

大阪初開催の「BLUE SIX OPEN」のWeek1では、楠原悠介(左端)と中川舜祐(左から2人目)がダブルス優勝。シングルスはファン・ツンハオ(同3人目)が優勝、望月勇希(右端)が準優勝を飾った。本大会は22日からWeek2を迎える。写真:ⒸBLUE SIX OPEN

 2週間連続で開催されるITF(国際テニス連盟)の男子下部大会「BLUE SIX OPEN」(大阪市・モリタテニスセンターうつぼ/ハードコート/ITF M15)。その「Week1」(4月15日~20日)が20日にシングルス決勝が行なわれ、第5シードの望月勇希(エキスパートパワーシズオカ)が準優勝した。

 本大会は『BLUE SIX TRAINING CLUB』が取り組む選手育成の一環として、世界を目指すプレーヤーがより大きなステージへ挑戦するための国際大会として誕生。昨年の第1回大会(東京・有明)に続いて今年は大阪での開催となり、主催者には現役プロの内山靖崇選手が名を連ねている。

「Week1」のシングルス決勝に駒を進めた望月の相手は、前日行なわれたダブルス決勝を制しているファン・ツンハオ(台湾)。望月は第1セットの第4ゲームでサービスをブレークされるが、続く第5ゲームでブレークバックに成功するなど一歩も譲らす。だが、スコア5-6で迎えた第12ゲームの15-40の場面で痛恨のダブルフォール。望月は競り合いながらも5-7で第1セットを失う。

 第2セットも互いにサービスをキープする緊迫した展開となるも、望月は第8ゲームをラブゲームでブレークされ3-5と王手をかけられると、続く第9ゲームをファン・ツンハオにきっちりキープされて3-6となり準優勝に終った。
 
 なお、シングル決勝の前日となる19日に実施されたダブルスでは、第1シードの楠原悠介/中川舜祐(伊予銀行)がファン・ツンハオ/ワン・カイファン/ワン・カイイ(台湾)を6-2、6-3で下して優勝。ITFツアーで今季3勝目を飾るとともに、楠原とのコンビで通算7度目のタイトルを手にした。

 中川は試合後「楽しかったです。序盤から上手く離すことができたのでいけました。今年は全日本選手権を絶対に優勝します!」とコメント。また楠原は「(タフな試合が続いていたが)気合いの一言ですが、弱音を吐かず一生懸命戦いました。目標はまずチャレンジャー(下部ツアー)の舞台に行きたいなと思っています」と今大会と今後について語っている。

 第1週目を終えた「「BLUE SIX OPEN」は、引き続き「Week2」(本戦4月22日から27日)へと続く。果たして第2週目は誰がトーナメント表を駆け上がってくるのか。その戦いぶりが注目される。

【Week1/決勝結果】
■シングルス決勝
〇ファン・ツンハオ(台湾)7-5 6-3 望月勇希(エキスパートパワーシズオカ)[5・WC]●

■ダブルス決勝
〇楠原悠介/中川舜祐(伊予銀行)[1] 6-2 6-3 ファン・ツンハオ/ワン・カイイ(台湾)●

※所属の後のカッコ内はの数字はシード、WC=ワイルドカード

構成●スマッシュ編集部

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