男子テニスの元世界ランキング6位のマテオ・ベレッティーニ(イタリア/現28位)が現地5月22日に自身のインスタグラムを更新。出場を予定していた今年2つ目の四大大会「全仏オープン」(5月25日~6月8日/フランス・パリ/クレーコート)を負傷のため欠場すると発表した。
昨年3月に約半年ぶりの実戦復帰を果たして以降、ツアーで3度の優勝を飾っているベレッティーニ。年末にはATP(男子プロテニス協会)のカムバック賞にも選ばれていた。
今年に入ってからも好調を維持し、2月の「カタール・オープン」(ATP250)では初戦で元世界王者ノバク・ジョコビッチ(セルビア/現6位)を破る金星を挙げ、3月の「マイアミ・オープン」(ATP1000)ではベスト8入りを果たすなど、成績は右肩上がりだった。
しかし、度重なるケガを乗り越えてきたイタリアテニス界の名手に、またしても悲劇が襲う。4月の「マドリード・オープン」(ATP1000)の3回戦で腹部を痛め、試合途中でリタイア。4年ぶりの出場となった母国開催のATP1000「イタリア国際」でも、3回戦で同箇所のケガにより途中棄権を余儀なくされた。試合後には涙を浮かべながらコートを後にする姿が印象的だった。
そして、2021年以来4年ぶりの出場となるはずだった全仏は、ケガの回復が遅れたため断念。29歳のベレッティーニは、インスタグラムで欠場の旨を次のように報告している。
「皆さん、こんにちは。残念ながら、私は全仏オープンを欠場するという非常に難しい決断を下さなければなりませんでした。必要とされるレベルで戦うための万全の準備ができませんでした。
芝のシーズンで戦うことを楽しみにしているし、すでにチームと準備を進めています。皆さんからのサポートには本当に感謝しているし、コートに戻るのが待ちきれません」
なお、現時点でベレッティーニは6月9日から開催される「ボス・オープン」(ドイツ・シュツットガルト/芝コート/ATP250)にエントリーしている。19年、22年大会で優勝、昨年も準優勝と相性の良い大会だけに、ぜひとも万全の状態で臨みたいところだ。
構成●スマッシュ編集部
【画像】ベレッティーニが全仏オープンの欠場を報告したインスタグラムの投稿画面
【関連記事】母国開催のイタリア国際でベレッティーニがケガにより途中棄権。対戦相手ルードからは「早く良くなってね!」と労いのメッセージ<SMASH>
【関連記事】“イタリアの美男”ベレッティーニが「最もセクシーな男子テニスプレーヤー賞」に選出!<SMASH>
昨年3月に約半年ぶりの実戦復帰を果たして以降、ツアーで3度の優勝を飾っているベレッティーニ。年末にはATP(男子プロテニス協会)のカムバック賞にも選ばれていた。
今年に入ってからも好調を維持し、2月の「カタール・オープン」(ATP250)では初戦で元世界王者ノバク・ジョコビッチ(セルビア/現6位)を破る金星を挙げ、3月の「マイアミ・オープン」(ATP1000)ではベスト8入りを果たすなど、成績は右肩上がりだった。
しかし、度重なるケガを乗り越えてきたイタリアテニス界の名手に、またしても悲劇が襲う。4月の「マドリード・オープン」(ATP1000)の3回戦で腹部を痛め、試合途中でリタイア。4年ぶりの出場となった母国開催のATP1000「イタリア国際」でも、3回戦で同箇所のケガにより途中棄権を余儀なくされた。試合後には涙を浮かべながらコートを後にする姿が印象的だった。
そして、2021年以来4年ぶりの出場となるはずだった全仏は、ケガの回復が遅れたため断念。29歳のベレッティーニは、インスタグラムで欠場の旨を次のように報告している。
「皆さん、こんにちは。残念ながら、私は全仏オープンを欠場するという非常に難しい決断を下さなければなりませんでした。必要とされるレベルで戦うための万全の準備ができませんでした。
芝のシーズンで戦うことを楽しみにしているし、すでにチームと準備を進めています。皆さんからのサポートには本当に感謝しているし、コートに戻るのが待ちきれません」
なお、現時点でベレッティーニは6月9日から開催される「ボス・オープン」(ドイツ・シュツットガルト/芝コート/ATP250)にエントリーしている。19年、22年大会で優勝、昨年も準優勝と相性の良い大会だけに、ぜひとも万全の状態で臨みたいところだ。
構成●スマッシュ編集部
【画像】ベレッティーニが全仏オープンの欠場を報告したインスタグラムの投稿画面
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