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海外テニス

「相手がシフィオンテクだったら負けていた」サバレンカの無礼な発言にガウフが反論。「誰と対戦しても勝つチャンスはある」<SMASH>

スマッシュ編集部

2025.06.08

サバレンカ(左)の負け惜しみのようなコメントに、真っ向から反論したガウフ(右)。(C)Getty images

サバレンカ(左)の負け惜しみのようなコメントに、真っ向から反論したガウフ(右)。(C)Getty images

 テニス四大大会「全仏オープン」は現地6月7日に女子シングルス決勝を実施。第1シードで同1位のアリーナ・サバレンカ(ベラルーシ)は、第2シードで世界ランキング2位のココ・ガウフ(アメリカ)に7-6(5)、2-6、4-6で敗れ、惜しくも大会初優勝を逃した。

 試合後の表彰式では「正直本当につらい。最悪の決勝戦だった」と涙ながらに語ったサバレンカ。この日は非常に風の強いコンディションで、対応に手を焼いたサバレンカはアンフォーストエラーの本数がガウフの30本に対して70本と、本来のプレーを発揮できないまま試合終了を迎えた。

 非常に悔やまれる敗戦となったサバレンカは、試合後の会見で「彼女が素晴らしいプレーをしたから負けたわけではなく、私がたくさんのミスを犯したから負けた。今までで最悪の決勝戦だったわ」とコメント。

 さらに、サバレンカは準決勝で大会3連覇中だったイガ・シフィオンテク(ポーランド/世界ランク5位)を破っていたが、「もし決勝に進出したのが私ではなくイガだったら、優勝していたのはイガだったでしょう」とし、ガウフの優勝に水を差すような発言を残した。
 
 負け惜しみとも取れるようなサバレンカの発言に対し、ガウフは自身の会見で「彼女の意見には同意できません。イガに悪意はないけれど、前回対戦した時には私がイガにストレートで勝ったわ。彼女の発言はフェアじゃないと思う」と反論。

 また、「当然、イガはここでのチャンピオンと呼べる存在だから、どちらにせよ厳しい試合になるのはわかっていた」としつつ、「でも誰と対戦しても勝つチャンスはあったと思う。それくらいの信念を持って臨んでいたわ」と勝者の器たるコメントを残した。

 ガウフは今回の優勝で自身2度目の四大大会タイトルを獲得。母国アメリカにとっては2015年のセレナ・ウィリアムズさん以来、10年ぶりとなる全仏オープンタイトルとなった。

構成●スマッシュ編集部

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