2025シーズンのテニス四大大会第3戦「ウインブルドン」(6月30日~7月13日/イギリス・ロンドン/芝コート)がいよいよ開幕。日本からは男子が西岡良仁、望月慎太郎、女子が大坂なおみ、内島萌夏、伊藤あおいの計5人が出場する。望月、大坂、内島、伊藤は初日に、西岡は第2日に登場する予定だ。
連日現地から生中継するWOWOWでは、試合を前にした日本選手たちにインタビューを行なった。ここでは、第19シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア/同21位)に挑む西岡(78位)と、ジュリオ・ゼッピエリ(イタリア/同353位)との予選勝者同士の対戦に臨む望月(146位)の声を紹介しよう。
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【西岡良仁インタビュー】
Q:ケガとの戦いが続いていますが、体調含めた今の調子は?
西岡:身体の調子は、かなり回復してきています。ただ試合数をこなしていない不安はあります。もともとケガをしていた肩や腰など、少し気になる所はありますが、ある程度治った状態で臨めると思います。テニスの技術的な面に関しては、かなり練習もしましたし、そこまで悪くはないという印象です。
Q:伊藤竜馬さんのサポートを受けることになった経緯は?
西岡:もともとウインブルドンは1人で来る予定だったのですが、竜馬さんの方から帯同できると、話をいただいたのでお願いしました。竜馬さんは(現役時代)芝が得意でしたし、選手経験が豊富で、話がスムーズで理解し合える部分がたくさんあります。
ケガとの向き合い方や、試合への準備の仕方など、お互いに共通した理解を持ちながら進んでいけるところが良いと思っています。竜馬さんがノートを手にメモを取り続けている姿は新鮮でした。
Q:1回戦で対戦するディミトロフ選手はどのような印象ですか?
西岡:お互いに復帰戦ということで、ベストな状態でプレーできるかという疑問はありますが、 彼は経験値も高いですし、技巧派でサーブもボレーもスライスも良く、芝に向いているスタイルだと思うので、崩していくのは正直タフだと思います。過去の対戦でも、サーブが良いので(球足の遅い)クレーコートでさえもリターンに苦戦しました。
ファーストサーブは仕方ないのですが、セカンドでどれだけプレッシャーをかけるかと、自分のサービスゲーム時に(相手の)プレッシャーを受けないか、が鍵だと思います。彼のバックハンドは強打でなくスライスが多いです。ラリー戦の中で、彼が(フォアハンドを交えて)主導権を握る前に、自分がどれだけ彼のスライスに対して、仕掛けていけるかも、大事になると思います。
連日現地から生中継するWOWOWでは、試合を前にした日本選手たちにインタビューを行なった。ここでは、第19シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア/同21位)に挑む西岡(78位)と、ジュリオ・ゼッピエリ(イタリア/同353位)との予選勝者同士の対戦に臨む望月(146位)の声を紹介しよう。
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【西岡良仁インタビュー】
Q:ケガとの戦いが続いていますが、体調含めた今の調子は?
西岡:身体の調子は、かなり回復してきています。ただ試合数をこなしていない不安はあります。もともとケガをしていた肩や腰など、少し気になる所はありますが、ある程度治った状態で臨めると思います。テニスの技術的な面に関しては、かなり練習もしましたし、そこまで悪くはないという印象です。
Q:伊藤竜馬さんのサポートを受けることになった経緯は?
西岡:もともとウインブルドンは1人で来る予定だったのですが、竜馬さんの方から帯同できると、話をいただいたのでお願いしました。竜馬さんは(現役時代)芝が得意でしたし、選手経験が豊富で、話がスムーズで理解し合える部分がたくさんあります。
ケガとの向き合い方や、試合への準備の仕方など、お互いに共通した理解を持ちながら進んでいけるところが良いと思っています。竜馬さんがノートを手にメモを取り続けている姿は新鮮でした。
Q:1回戦で対戦するディミトロフ選手はどのような印象ですか?
西岡:お互いに復帰戦ということで、ベストな状態でプレーできるかという疑問はありますが、 彼は経験値も高いですし、技巧派でサーブもボレーもスライスも良く、芝に向いているスタイルだと思うので、崩していくのは正直タフだと思います。過去の対戦でも、サーブが良いので(球足の遅い)クレーコートでさえもリターンに苦戦しました。
ファーストサーブは仕方ないのですが、セカンドでどれだけプレッシャーをかけるかと、自分のサービスゲーム時に(相手の)プレッシャーを受けないか、が鍵だと思います。彼のバックハンドは強打でなくスライスが多いです。ラリー戦の中で、彼が(フォアハンドを交えて)主導権を握る前に、自分がどれだけ彼のスライスに対して、仕掛けていけるかも、大事になると思います。