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海外テニス

これが最後のウインブルドン? 38歳のジョコビッチが自身の去就について回答。今大会は「チャンスある」と自信十分<SMASH>

スマッシュ編集部

2025.06.29

四大大会史上最多優勝に向け、ウインブルドンでの調整に励むジョコビッチ。(C)Getty images

四大大会史上最多優勝に向け、ウインブルドンでの調整に励むジョコビッチ。(C)Getty images

 テニスの四大大会「ウインブルドン」(6月30日~7月13日/イギリス・ロンドン/芝コート)への出場を控えた男子テニス世界ランク6位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)が、同大会への来年以降の出場について自身の考えを明かしている。

 今年5月に38歳を迎えたジョコビッチには、どの大会でも同様の質問が投げかけられる。特に四大大会では大会前、開催中、終了後と常に去就を問われ、この一連のやり取りはもはやルーティーンの一部と呼べるものとなった。

 海外テニスメディア『Tennis.com』によると、土曜に行なわれたウインブルドン開幕前の会見でも「これがウインブルドンでの『ラストダンス』になるのか?」との質問を受けたジョコビッチは「それはわからないよ。全仏オープンや次のスラム(全米オープン)についてもわからない」と明言を避けた。

 また、「あと何年かはプレーを続けたいと願っている。身体的に健康で、モチベーションを維持したまま最高のレベルでプレーを続けられたら素晴らしい」と現役続行の意思があることを明かしつつも、「ただ何が起こるのかはわからない。これはあくまで目標だよ」としている。
 
 一方で、今回のウインブルドンについてはかなりの自信を持って臨んでいるようだ。「ウインブルドンでの過去の成績やテニスの感覚、プレースタイル的に、おそらくウインブルドンが最も(タイトル獲得の)チャンスがあるだろう」とコメント。

「今は体調も良いし、練習でも良いプレーができている。当然、練習と試合とでは違うけれど、良い大会にして、できる限り勝ち進みたいと思っているよ」

 経験値がものを言うグラスコートにおいて、ジョコビッチがヤニック・シナー(イタリア/世界ランク1位)やカルロス・アルカラス(スペイン/同2位)といった若手の優勝候補たちに、実戦経験という点で一歩先んじているのは事実だろう。

 男女を通じて史上最多記録となる25回目の四大大会タイトル獲得に向け、ジョコビッチの新たな挑戦が始まる。

構成●スマッシュ編集部

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