先日行なわれた「ウインブルドン」の女子シングルスではイガ・シフィオンテク(ポーランド/世界ランキング3位)が決勝でアマンダ・アニシモワ(アメリカ/7位)に6-0、6-0の完全試合を達成し、大会初優勝と四大大会6勝目をゲット。次なる今シーズン最後のグランドスラム「全米オープン」(8月24日~9月7日/アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)では誰が頂点に立つのか、早くも注目が集まっている。ワシントン、モントリオール、シンシナティといった北米ハードシリーズを経て、ニューヨークへ向けた熱気はますます高まっていきそうだ。
そうした中、名指導者として知られるリック・メイシー氏(アメリカ/70歳)が7月18日に自身の公式X(@RickMacci)を更新し、今年の全米オープン女子の優勝者を予想。かつてセレナ・ウィリアムズ(アメリカ)をはじめ5人の世界1位を指導した名伯楽が挙げたのは、前回覇者で現女王のアリーナ・サバレンカ(ベラルーシ)でも、2023年大会を制した現2位のココ・ガウフ(アメリカ)でもなく、急成長を遂げている18歳の新星ミラ・アンドレーワ(ロシア/5位)だった。
「ミラ・アンドレーワ、通称“ロシアン・ラビット”は今後3カ月でさらなるレベルへと飛躍すると思う。私は彼女が今夏の北米ハードシリーズで幾つかタイトルを獲得すると予想しているし、全米オープンの優勝候補の本命に挙げたい」
ちなみにアンドレーワはこれまで全米オープンでは結果を出せておらず、昨年を含め過去2回の出場ではいずれも2回戦敗退。それでもメイシー氏が彼女にニューヨークでのグランドスラム初戴冠を期待しているのは、まだティーンエイジャーながら着実にツアーで実績を積み重ねているからだろう。
今年2月の「ドバイ選手権」(UAE・ドバイ/ハード)では女子選手史上最年少となる17歳でのWTA1000優勝を達成。最高峰の舞台である四大大会でも昨年の全仏オープンで初めてベスト4に進出すると、今年の全豪オープンでは2年連続の16強、先のウインブルドンでも8強入りし、現在の世界ランキングは自己最高位の5位となっている。
その好調ぶりと勢いを武器に、アンドレーワが全米オープンで頂点に立てるか、期待は高まるばかりだ。
文●中村光佑
【連続写真】アンドレーワが得意とするバックハンドのカウンター「30コマの超連続写真」
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「ミラ・アンドレーワ、通称“ロシアン・ラビット”は今後3カ月でさらなるレベルへと飛躍すると思う。私は彼女が今夏の北米ハードシリーズで幾つかタイトルを獲得すると予想しているし、全米オープンの優勝候補の本命に挙げたい」
ちなみにアンドレーワはこれまで全米オープンでは結果を出せておらず、昨年を含め過去2回の出場ではいずれも2回戦敗退。それでもメイシー氏が彼女にニューヨークでのグランドスラム初戴冠を期待しているのは、まだティーンエイジャーながら着実にツアーで実績を積み重ねているからだろう。
今年2月の「ドバイ選手権」(UAE・ドバイ/ハード)では女子選手史上最年少となる17歳でのWTA1000優勝を達成。最高峰の舞台である四大大会でも昨年の全仏オープンで初めてベスト4に進出すると、今年の全豪オープンでは2年連続の16強、先のウインブルドンでも8強入りし、現在の世界ランキングは自己最高位の5位となっている。
その好調ぶりと勢いを武器に、アンドレーワが全米オープンで頂点に立てるか、期待は高まるばかりだ。
文●中村光佑
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